サガワ解読書其ノ参

【影響を受けた人々】

一番最初に聴いた洋楽・・・・SIMON&GARFUNKEL、その次にTHE BEATLESかな。
洋裁をしていた母親が家で仕事をしている時などによく聴いていた。
邦楽で覚えているのは・・・・

五輪真弓。
どれも幼心ながら「すっげー暗〜い音楽」という認識で正直あまり好きではなかった。

楽器を始めるよりもはるかに前、自分で好んでいたのはX(現X JAPAN)やTHE BLUE HEARTSが大好きでとにかく聴きまくった。
あとはインストだけどT-SQUAREかな。
ギターは直ぐに挫折して(笑)ベースを何となく持つとデビューしたてのJUDY AND MARYとかLINDBERGなどをよくコピーしていた。
ボーカルが女の子だったからね。

【転機 パンクからハード・ロック、ヘヴィ・メタルまで】

高校に上がり今でも唯一付き合いのある親友と一緒にハードロックやヘヴィメタル(HR/HM)、パンクにハマった。
当時はGREEN DAYのような所謂「メロコア」がブームだったが、それはそれで良いとしても70年代にブームだったSEX PISTOLSにハマった。

でも、親友との間ではパンクよりHR/HMの方が断然熱く、JUDY AND AMRYの恩田さんがきっかけでニッキー・シックス(MOTLEY CRUE)やダフ・マッケイガン(GUNS N’ ROSES)といったLAメタルの悪ガキ達がベースヒーローとなった。

ガンズを脱退後に始めたヴェルヴェット・リヴォルヴァー時代のダフ

が、彼らは基本的にプレイ面よりもビジュアルも含めたカリスマ性のある存在感が素晴らしかったので、ベースのみを取り出して考えた時に物足りなさを覚えたのも事実だ。
聴く方ではDEEP PURPLEやRAINBOWが大好きで(今でも俺の中で世界一のハードポップバンドはレインボーだな)ギタリスト、リッチー・ブラックモアはもちろん、2代目ベーシストのロジャー・グローヴァーも好きだった。
ちなみにLED ZEPPELINには全くハマった記憶が無い。

高校時代に女の子ボーカルのポップバンドばかりやっていたので、その反動か専門に上がると硬派なHR/HMバンドを組むようになる。
ちなみにここでもボーカルは女性。
どうやら昔から女性に縁があるらしい。
プライヴェートでは・・・書かせるんじゃねぇよってレベルの話ですけどね

【当時の愛器】

愛器はそれまで取っ替え引っ替え変えていたが当時ラインナップに無かったブラックフィニッシュのGibsonサンダーバード。
完全にLimited Editionの物でコイツに巡り会うまで2年ぐらいはかかったように思う。
ただこのサンダーバード、見た目はカッコイイが楽器としては欠陥だらけで(ヘッドが無駄にデカイからケースに入らない、ヘッド落ちする、ネックが細いので折れやすい上にスルーネック、サウンドは重低音がやたら出る)使いこなすのは、なかなか困難。
暴れ馬もいいところだが、そういった欠陥を含めてコイツにしかない魅力に取り憑かれていた。
大体、みんなが持っているプレシジョンベース(通称プレべ、P-Bass)やジャズベース(通称ジャズベ、J-Bass)が大嫌いでそれだけは持つまい、と思っていたから。

そんなサンダーバードも数年使ったが お世辞にもオールラウンダーのベースでは無いので、HR/HMを辞めたと同時に当時並行して使用していたリッケンバッカー4001に移行する。
これもまた「金属的な音」と形容されるほどサウンドにクセのあるベースで形や見た目は独特。

リッケンバッカーと言えば後期ビートルズのポール・マッカートニー、先ほども挙げたパープルのロジャー・グローヴァー、グレン・ヒューズなども有名だが、何と言ってもプログレッシブロック界の重鎮ベーシスト、クリス・スクワイア(YES)の存在が大きかった。
HR/HMの黙々と下を支える=ほぼルートの棒弾きに特化したようなベースラインに飽き飽きしていた俺にゴリゴリガリガリの超攻撃的サウンドで縦横無尽に動きまくるクリスのベースにはヤラレた。
やたらベースの音が大きい(ように聴こえる)ので初めて聴いた時はベースのソロアルバムかと思ったほどだ(笑)

【ルート弾きに飽きる】

そうなると、すっかりプログレの虜に。
四天王(YES、PINK FLOYD、ELP、KING CRIMSON)は4/4拍子では無いけど、適度にキャッチーな変拍子という世界もあるのだなと新たな世界を見せてくれた。
また、展開の激しさやアルバムトータルで作品と捉えている要素が大きく、ベースラインもHR/HMとは比べ物にならないぐらい動くという点も面白かった。
でも、インテリなプレイヤーが多いためか行き過ぎると「?」な世界になることもしばしば。

音楽を聴き始めてから一貫してメロディーが好きだった自分にとっては、これまた違う世界だなと思っていた。
続く→