風をあつめて

この言葉、好きだな。
あ、どうも。ボーナストラックが追加されているものか、最新リマスタリングか、で悩んだ挙句「何故、最新リマスターでボーナス追加ではないのだ!」と思わず叫んだ男、リミックス・サガワです。

好きなんだよね。リミックス。
リマスターよりも。
明確に違いが出るし、聴いていて楽しい。
自分でも、作品や関わった音源のリミックスはよく作る。

※ここで言うリミックスは本来のミキシングを再度やり直す意味ね。


「最新リマスタリング」を謳っていても作品に対して愛情のかけらも感じられない「ただ音圧を上げただけ」の物も数多く存在するから一概には喜べないのだ。
聴けばすぐ気付くが、歪んでるのも多いしね。

ちょっと話が逸れるが「自分でミックスやりました」みたいな方から2mixのデータもらうと大概マキシマイザーが突っ込んであって、酷いとその時点で歪んでるやつが多いんだよね、、、、。

そんなわけで昨日のYahoo記事で気になった部分をピックアップ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180326-00000001-notr-musi
我々リスナーであり、作り手側としては興味深い内容である。

デジタル・ダウンロードの形式が落ち込む(前年比24.7%減)一方でストリーミング・サービスが(前年比43%増)

フィジカルのように実際に手に取るわけでもなく、ダウンロード形式のようにPCに入れる必要もない(もはやその行為自体が不要ということだろうが)ストリーミングには実態が見えないので”より手軽に”音楽を楽しむ人が増えているということだろう。
さらに割引制度を巧みに利用して市場拡大が行われている。

フィジカルの落ち込みに歯止めが多少かかったのは、(自分も含めてだが)根強いファン層が頑なに存在しているということか。
この辺りを落ち込みの底辺とするならば、あとはそういう一定数のファンが支えている状態。
いずれは無くなっていくと思われているし、それを煽る連中もいるような気配を見せるものに対して、そういった層がいつまで支えられるのか、がキーになる。
今の状態ぐらいならMDのように本当に無くなるってことはまだ言えないと思うね。

レコードのリバイバルブームがあるように、本当の意味で「CDが無くなるのか」という事に関しては疑問である。
何故ならば先日の記事でも書いたが、例え過去の産物扱いされても、ある一定のサイクルで新しいファン層が存在したり再発を繰り返しているからだ。
熱心なファンが、ついつい手に取ってしまうのにヤラレる謳い文句としては「最新リマスタリング」「リミックス」「ボーナストラック追加」「未発表曲追加」「初CD化」などなど如何にも興味をそそる文面が多い。
こうなってくると「1枚(一つのヴァージョン)持っていれば良い」という基準から大きく外れてくる。
同じタイトルでも「ジャケ違い」などが存在すれば、全て手にしたくなるのが熱心なファンというものだ。
それが音楽”そのものの違い”を謳われたら、今までとどう違うのか聴いてみたい、コレクションしたいと思うのが音楽ファンの心理だ。
ミュージシャンなら尚更・・・・というのが一応俺の感覚。

ただ、ストリーミング・サービスによる収益が全体の2/3を占めているという事も決して無視出来ない、それどころか「そちらが主流」という現実に対しては数字として出ている以上、同意せざる得ないが。

この辺りは気にしていかなければいけない部分だと改めて思う。