JOE CHEMAY BAND / THE RIPER THE FINER

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バックグラウンドヴォーカリスト、ベーシストとして活躍中であったミュージシャン、ジョー・シメーイが自身の名前を冠に結成したバンドの81年作品。
定番のジャケット変更あり。
ジョー自身の参加作品はエルトン・ジョン、ピンク・フロイド、ビーチボーイズなど数知れず。

そのほとんどが裏方だった為か一般的な知名度は低い。
しかし、ここで結成されているバンドは他のメンバーも以前からスタジオで活躍しており、ジョーだけでなく演奏技術は確かである。
最もバンド自体は実質ジョーの1st的な位置付けでメンバーを集めたようだが。

スタジオの仕事からデビューを果たすというと真っ先にTOTOが思い出されるが(実際にはハイ・スクール在学中の時に結成されたバンドが母体だが)TOTO程の成功こそ収められなかったにしても負けず劣らずのメロディーがここにはある。

きっとジョー・シメーイという人は器用貧乏なのだろう。歌も下手ではないし、ベースも上手い。
それにベースを弾きながら歌うというのはピアノの弾き語りに次いで難しいのだが、当時はライヴ活動もやっていたそうだから、器用である事は確かである。
その証拠に昨年ピーター・セテラ(ex.CHICAGO)のバック・メンバーを務めた際にはベーシストとして来日していたぐらいである。
ピーター自身もシカゴ在籍中はベーシストとヴォーカリストの2足の草鞋履いていたわけであるから、そのピーターが認めたベーシストとしても納得が出来る。

トップ・リコメンドは②PROUD。残念ながら最高68位と決してヒットしたとは言えないが軽快なリズムに合わせて歌うメロディーは口ずさみたくなるようなキャッチーさを持っている。

なんと2009年に入って29年ぶりとなる新作ソロ・アルバムをリリース。
81点