NEIL SEDAKA / Solitaire

スポンサーリンク

ポップス界の梅宮辰夫こと、偉大なSSWであるニール・セダカの72年作品。

ニール・セダカといえば年配の方なら「Oh!Carol(邦題:おおキャロル)」「One Way Ticket(邦題:恋の片道切符)」「Breakin’ Up Is Hard To Do(邦題:悲しき慕情)」といったオールディーズを思わせる歌手だろうし、30代以上なら機動戦士Zガンダムのオープニング、エンディングで聴き覚えのある方も多いことだろう(え!と思った方は続きを参照)。

ストーリー

とにかく、その長い長いキャリアや有名ヒット曲をつらつらとこのページで書き表すことが出来ないほどのキャリアをお持ちの方だ。

60年代以降はご自身でも語っていたが「来日した最初のロックン・ロール歌手」として日本でも人気に。

ニューヨークのブリル・ビルディング・サウンド(バリー・マン&シンシア・ワイル、キャロル・キング&ジェリー・ゴフィン、バート・バカラック&ハル・デヴィッド等が活動していたヒット生産地下工場ともいうべき場所)で活動していたものの、60年代後半の低迷期を経てゴドレイ&クレーム(10cc)の協力を得ながらイギリス・レコーディングを行ったのが本作。

サウンドについて

ピアノの弾き語りも一流でノンヴィブラートで中世的な独特のハイトーン・ヴォイス、ニール・セダカのサウンドはいつだってシンプル。

過剰なサウンド・プロダクションを施していないのも特徴だ。それは自身が生み出す流麗なメロディーを聴けば明らか。

大げさに盛り上げる必要など無いのだ。

よく言われる70年代以降はソフト・ロック的観点から見るとキレにキレまくっていて、目瞑ってアルバムを手にしても外れないぐらいクオリティーが高い。

トップ・リコメンド

トップ・リコメンドは傷ついた男の心情を歌った超名曲⑩Solitaire。

もはや説明の必要など一切なく、カーペンターズなどのカバーでお馴染み。
本当に良い曲はいつ聴いても良い曲だし、感動して涙が出るほど心に突き刺さる。

この曲もそんな1曲だと思う。

なお、先ほども触れた機動戦士Zガンダムのオープニング「Ζ・刻を越えて」の原曲⑦Better Days Are Comingが収録されているが、あのイメージで聴くとシンプル過ぎて肩透かしを喰らうので要注意。

だが、メロディーは紛れもなく”あの”曲だ。

むしろ、純粋に良い歌を作って歌うミュージシャンという観点でアルバム全体を聴いた方が良いだろう。

ちなみに初期エンディング曲であった「星空のBelieve」の原曲「Bad And Beautiful」は76年の『Steppin’ Out』に収録。

こちらもメロディーはそのままにバックを大きくアレンジした事が分かるだろう。

さらに後期のオープニング「水の星へ愛をこめて」の原曲「For Us To Decide」はニール・セダカの作品としてはレコーディングされていない模様。

勝手ながらニール・セダカとポール・アンカは若い世代にも聴いてほしいオールディーズ・シンガーだと思っている。

95点

データ

1972年:アメリカ(Kirshner ‎– KES-117)

プロデューサー:ニール・セダカ

1. That’s When The Music Takes Me
2. Beautiful You
3. Express Yourself
4. Anywhere You’re Gonna Be
5. Home
6. Adventures Of A Boy Child Wonder
7. Better Days Are Coming
8. Dimbo Man
9. Trying To Say Goodbye
10. Solitaire
11. Don’t Let It Mess Your Mind

スポンサーリンク

シェアする

フォローする