ROGER NICHOLS / Roger Nichols & The Small Circle of Friends

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まずはソフト・ロックの名盤と言えばという事で真っ先にこちらを挙げないわけにはいかない。
名盤中の名盤。

後々ソングライターでボーカリスト、俳優にもなったポール・ウィリアムスと組んでカーペンターズやスリー・ドッグ・ナイトといったグループの作品をいくつも手がけ、大ヒットを飛ばし続けたロジャー・ニコルスがリリースした当時1アンドオンリーの作品にしてソフト・ロック界最重要人物。

余談だが日本では特に人気のあるカーペンターズの有名楽曲のほとんどが実はカバーで、そのライターがロジャーなのだ。(詳しくは後々上げるカーペンターズのアルバムにて)

メンバーはコンポーザーであり、ピアノやギター、バイオリンなどもこなすというマルチミュージシャンのロジャーに加え、同じくソフトロックグループ、パレードのボーカリスト兼俳優で高校の同級生だったマレイ・マクレオド、その妹のメリンダ・マクレオドという3人組。

プロデュースはトミー・リピューマ、アレンジにニック・デカロやボブ・トンプソン、マーティ・ペイチ(TOTOのデヴィッド・ペイチの実父)などが名を連ねる。

本国以上に日本での影響は多大で、ピチカート・ファイヴやフリッパーズ・ギターといった所謂”渋谷系”と言われたグループが元ネタとして取り上げた。
それにしても1968年時点でこの作風だから恐れ入る。
今でも十分過ぎるほど聴けるクオリティー且つ凝ったサウンドプロダクションがなされている。
特に①Don’t Take Your Timeと⑥Love So Fineを聴いて頂ければ、その意味は伝わるはず。

名盤を教えてと言われたらAORならばエアプレイの「AIR PLAY」、ソフト・ロックと言えばこの「Roger Nichols & The Small Circle of Friends」を差し出すだろう。

この盤が苦手な方はソフトロック自体があまり好きになれないかも知れないと思うぐらい指標になる大名盤。

惜しむらくは全曲11中約半分の曲がカバーであるということ。
もちろん、それらの曲はアルバムトータルで見た時の完成度や違和感の無いアレンジには脱帽するばかりだが、全曲もしくは9割ぐらいがオリジナルならば文句無しの満点だろう。
95年に「Roger Nichols and A Circle of Friends」名義で1枚アルバムをリリースするが、こちらはオリジナルメンバーではなく、2008年に入り突如オリジナルメンバーでの2ndアルバムをリリース。

その後3rdアルバムも2013年にリリースし、続編も期待されている。

ロジャー・ニコルス、後々ご紹介する盤のためにも名前は覚えていて損はない。
アルバムはカバー分だけ差し引いた点数で。

95点

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