SAGITTARIUS / Present Tense

スポンサーリンク

Sagittarius
ソフト・ロックのバイブルに数えられるミレニアムのビギン。その前身バンドがボール・ルームであり、このサジタリアスだった。
印象的なジャケットが目を引く1枚は67年発表。


サジタリアスよりもさらに前のボール・ルーム時代、レコーディングされながらもお蔵入りになっていた音源があった。

その音源を気に入っていたゲイリー・アッシャーは数曲をそのまま使い、一部をバッキングのみ使用、さらに数曲を加えて完成させたのが、このアルバムである。
よってミレニアムのビギンほどコンセプトアルバムとして頭から最後までガチガチに固められている感じがしないのが却って魅力的だと思う。

カート・ベッチャーらしい静寂の中にある優しさに包まれた①Another Timeに始まり、メロディーとベースの絡みが美しい③You Know I’ve Found A Wayやボール・ルーム時代からの⑥Would You Like To Go といった曲を経てトップ・リコメンドに推したい⑦My World Fell Downでピークに。

ボーナストラック入りの盤も出ているが、こららは本編の内容とはガラリと異なる(カートが絡まず、ゲイリー・アッシャーの仕事による楽曲達)インストが並んでいるので、通常盤でも問題ない。
ただし、リマスター盤でないと音質面的に不利である。

私は購入する前からサジタリアスのジャケットは知っていたこともあり、ようやくという形で入手したのだが、初めて聴いた時はカート・ベッチャーにドップリ浸かるぐらいハマった。
加えてストリングスとハープシコードの使い方やメロディを奏でるベースラインなどは大いに参考になるものばかりだった。
それだけに調べていく後、このアルバムが出来た経緯やゲイリー・アッシャーの仕事ぶりを知るとガッカリしたものだ。
内容として愛聴していたので、逆に言えば純粋に音だけで気に入るという、本来の正当な評価の仕方という気がする。
よって自分としては高得点である。

97点

スポンサーリンク

シェアする

フォローする