TALC / LIcENSED PREMISES LIFESTYLE

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90年代、00年代、10年代とAORが流行った7、80年代から進化を遂げて現れたグループを新世代AORと銘打っているが、今回は新しいスタイルでアプローチするアルバムをご紹介。
Talc(タルク)という何とも奇妙な名前だが、どうやら“Talking and Laughing Company”の略らしい。

サウンドについて

以前ご紹介したサミュエル・パーディー同様新世代、ネオ・AORの旗手として注目されているグループである。

グループとは言っても実際は“ドクター・ファン”ことジェイムス・ナイツと、“ザ・ギフト”ことニコル・トムソンの2人からなるユニットである。

両者それぞれがマルチ・プレイヤーで、オリジナリティ溢れる歌詞・・・ここまでくればAORファンにはお馴染みスティーリー・ダンを連想させる事は必至である。

実際にサウンドも歌い方もスティーリー・ダンからの影響が濃いのだが、そこはただの劣化版焼き増し状態にならないのが彼等の優れた所。

アシッド・ジャズの仕掛け人であり、DJとしても活躍するジャイルス・ピーターソンが絶賛したというのも頷ける話だ。

アナログ・シンセを多用してクラブ系にも充分アピール出来るサウンドを構築した。
一撃必殺キラー・チューンはないが、やはりアルバム全体で聴いて頂きたい。

ポップスともソウルともロックとも形容しがたいサウンドは、まさにオリジナルである。
それでいて、こちらの聴き手側を掴んで離さないツボは心得ているので今後も期待が出来る作品。
アルバム全体の尺がもう少しコンパクトに纏まってくれていると、すんなりと聴ける気がする。
83点

データ

2008年:イギリス(Wah Wah 45s ‎– WAHCD008)
プロデューサー:ドクター・ファン(ジェイムス・ナイツ)、ザ・ギフト(ニコル・トムソン)
1. Wonderbar
2. Sambuca Chaser
3. How About That Smoking Ban?
4. Rhyming Man
5. Robots Return (Modern Sleepover Part 2)
6. The Out Of Work Clown
7. Sandra’s Song (I Felt The Care)
8. Jukebox
9. Closing Time Pt 1
10. Closing Time Pt 2
11. Dancing, Laughing, Shouting, Pointing
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