故・ジェフ・ポーカロ(TOTO)をして「TOTOよりも素晴らしい」とまで言わしめたバンド。
デビュー時には若干12,3歳と恐ろしく早熟なティーンエイジャーだった兄弟がバンド形態として再スタートを図った3作目。
Contents
サウンドについて
いや、厳密に言えば以前までは兄弟名義、こちらはバンドとしての名義なのでデビュー作と言っても良いだろう。
表ジャケットには写っていないが裏にはムサいオジサン2名を加えたメンバー勢揃いの画が。
キーボードとヴォーカルを担当するトム・キーンとドラムを担当するジョン・キーン。
特にトムの方は、ほぼ全曲を手掛けており、溢れんばかりの才能を発揮。
ピアノを主体にハードなギターが絡むのは、やはりTOTOを彷彿させるものであり、彼の弟分として売り出された事も頷ける。
①Tryin’ to Kill a Saturday Nightから、そのTOTOが得意としているアッパーなシャッフルを名刺代わりに披露。
以後も兄貴分がプレイしてもまったく違和感を感じさせないような楽曲がズラリと並ぶ。
違う所と言えば、あちらがメンバー最年長者がヴォーカルをとるのとは違い、キーンはさすがに10代だけあって瑞々しさが目を引く所だろうか。
80年代に流行ったピアノの和音連打にギターを乗せる典型的なAIR PLAY/TOTO直系サウンドもしっかり踏襲し、ファンの心もキャッチ。
その路線が好きな方は納得出来る内容の1枚。
73点
データ
1981年:アメリカ(CBS/Sony – 25AP 2099)
プロデューサー:トム・キーン
1. TryinTo Kill A Saturday Night
2. Bad Little Baby Girl
3. You Got The Better Of Me
4. Kill Or Be Killed
5. My Special Way
6. Baby Im Dead
7. I Love My Life
8. Anything Less Than Love
9. Lorelei
10. Judy
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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