音楽バカ、サガワによる音源のレビュー。
Daryl Hall & John Oates / Daryl Hall & John Oates
ホール&オーツの長い歴史の中でもピークはヒット曲を連発していた80年代にあると思うし、デヴィッド・フォスターが絡んだ2作品『Along the Red Ledge』と『X-Static』よりも個人的にAOR的な美味は本作にあると思っている。...
TOM WAITS / Closing Time
酔いどれ詩人、奇人とも称される唯一無二のビター・ヴォイスの持ち主、トム・ウェイツの1973年デビュー・アルバムは今となっては紛れもなくウェストコースト・サウンドを代表する名盤中の名盤。
何がそんなに人々の心に響くのか。
酒ヤケし...
ERIC CLAPTON/ 461 Ocean Boulevard
まさかエリック・クラプトンをここで取り上げるとは思ってもみなかったのだが、とある方がきっかけで聴いたアルバム。
改めて聴いてみると、力感の無いリラックスしたサウンドは耳に心地よく、ジャケットの雰囲気も良く合っている(ジャケットに写る家...
TODD RUNDGREN / Something/Anything?
トッド・ラングランほどカテゴリー分けするのが難しいミュージシャンもあまりいない。
ボブ・ディランのマネージャーを務めたアルバート・グロスマンに見出されたことから、彼が設立したベアズヴィル・レコーズよりデビュー。
その時々で自身の...
BRYN HAWORTH / PASS IT ON
英スワンプ・シーンから路線変更し、ソフィスティケイトされたAORを聴かせてくれるギタリストの6作目で1983年発表。
正直に告白すると、私のリストには無かったので、全くのノーマークだったブリティッシュ・ブルー・アイド・ソウル推しの1枚...
JESS RODEN / THE PLAYER NOT THE GAME
アメリカのソウル・ミュージックに影響を受けたイギリスのミュージシャンは多く、白人ながらもファンキーなビートに、フェイクやシャウト駆使したサウンドを提供してくれるホワイト・ソウル・シンガーの一人が今日ご紹介するジェス・ローデン。
元々は...
JON MARK / Songs For A Friend
夜に聴きたくなるジャジーなAORではマーク=アーモンドを挙げたが、今回はその片割れジョン・マークのソロ・アルバムを取り上げたい。
ガイド本や数あるAOR系ブログの中でも取り上げられる機会がイマイチ少ないように思えるが、アコースティック...
MARK-ALMOND / Othe Peoples Room
ジャジー&フォーキーなサウンドとソフト・ヴォイスで最高の癒しを与えてくれる、イギリスのロックバンド、マーク=アーモンドが最も都会的サウンドに寄ってきた絶頂期のアルバム。
1978年発表作品で通算枚目のアルバムとなる。
マーク=ア...
THE NIGHT FLYER / Things We Love ②後半編
新年最初の1枚は前回に引き続き、2023年12月にリリースされたTHE NIGHT FLYERのニュー・アルバム『Things We Love』についてサガワの観点から振り返ってみたいと思う。
THE NIGHT FLYER / Things We Love ①前半
いつもはオススメするアルバムのご紹介をしているが、この度、私が所属するTHE NIGHT FLYERが久しぶりにアルバムをリリースした関係で、その内容について私からの目線で触れさせていただきたい。
今回は本体のダウンロードカードとは別...