どうも。夜な夜な某食レポサイトを眺めて食べた気になっている男、脳内変換野郎ラーメン・サガワです。
世界で唯一の自分好みカスタマイズされたベースを作りたいとなった時の情報を全4回に渡ってこれまでお送りしてきました。
本日で締めたいと思います。
Contents
まとめ
ここまで4回に渡って書いてきましたが、ベースをオーダーするという経験のない方でも少しは理解出来たのではないでしょうか。
出来なかったら、ごめんなさい。私の書き方が悪いのかも知れないですが、、、、。
結局、何を選ぶにしても自分自身の出したい音があって、それをしっかりイメージ出来ているかが、オーダーして出来た時の満足度と繋がっている気がします。
それさえあれば、例え行き詰まった時でも何かしらの情報を誰かが齎してくれます。
あと、英語の場合は変に取り繕わず、分からない事は分からないと言いましょう。
日本語と違って微妙な表現が伝わらない事が多々あります。
文法を気にするあまり余計に伝わりにくくしているケースもあると思いますので、難しい事は抜きにしてストレートに表現した方が伝わりやすいと思います。
稚拙な表現になっても気にせず、小さなプライドは捨てましょう。
「英語は得意じゃないから表現が上手くないんだ、ごめんね」と言って素直に問いかけた方が、親切な担当者はこちらの意図を理解してくれようとします。
あちらも客商売ですが、あくまでもネットを通じてのオーダーなので、間違いのないようにしっかりヒアリングしてくれるはずです。
苦労して出来上がった1本は、まさにあなた自身の好みが反映された「世界で1本しかないベース」になるはずですので、より愛着も湧くはずです。
あとはガンガンプレイするだけ。
私がオーダーして完成したベースはこちらです。
細かい部分ですが、実はフレットをジャンボフレット(フェンダーを含めて一般的な太いフレット)を選択せず、極細にしました。
フラット弦を張ることを想定していたので、スライドした時のゴリッとしたニュアンスを出さず、滑らかにしたかったのです。
おかげで、通常のベースよりシビアに押弦しないといけないので、ベースが上達しました(笑)
アンプで相性がいいのは、やはりチューブ系のアンプです。
反対にトランジスタ系はちょっと・・・・。私の好みではありません。
単体ではト○ースとか好きでしたが、このベースにはどうにもこうにも合わない(気がする)のですね。
弾くスタイルもピックを使って、ほぼフロント付近、フロント・ヴォリュームは常に全開ですがリアは必要に応じて、トーンはソウル系の楽曲には適宜調整しますがナイフラでジョー・オズボーンを目指すにはフルテンが望ましいのです。
(でも、やっぱり所々で微調整はしてますけど・・・)
エフェクトは一切なしの直アン。
この状態で気分は60’sです。
余談
あとはEQもローは必要ないので(笑)、トレブルをかなり上げて最後にミドルで調整、というイメージですね。
トレブルについてはジョー・オズボーン先生も仰ってました。
あの当時は機材も発達していないから普通に弾くと、きっとモコモコなサウンドしか出なかったであろう事は想像がつきます。
ラインを見えやすくするためにもレコーディングではかなりトレブルを上げていた、と。
反対にキャロル・ケイ大先生には「良いベースと良い弦があればそれで充分。EQはフラットよ」と言われましたが。。。
これには他にも理由がありますが割愛。
(普段は教えを守って、EQすら使わないんですけどね)
ベースでローはいらないのか?と言われそうですが、私の弾き方だと勝手に、それも通常のベースよりもローが出るので、よりブーストする必要がないのです。
むしろ出過ぎたらカットするぐらいで。
基本的にグライコは敢えて使いません。
パライコでザックリ作ったサウンドの方が、自分のプレイ・スタイルや楽曲にマッチするからです。
それでも物足りない時に使うぐらいですかね。
ふくよかな低音を出しつつ、ピック弾き特有のアタック感も出てくるので、キックと混ざった時の気持ち良さは格別です。
抜けが悪いという事にはなりません。
よく言われますけど「抜けが悪い」という人はそういう音作りと弾き方をするから抜けてこないんです!!
それを機材で何とかしようとするから可笑しな事になってもう・・・・(笑)
ベースをベースらしく弾きたい男、でした。
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