THE KRUSH / Never Felt So Right

スポンサーリンク

ファビュラス・クラッシュ改めザ・クラッシュの82年作。
常夏ハワイには珍しいハード・ポップ、ロマンティック・ハードネス路線のバンドである。

サウンドについて

①Never Felt So Rightから燦々と照り出す太陽の下、真夏の浜辺で全開にして聴きたくなるようなイキのいいロック・チューン。
L.A.産のバンドと比べても遜色ない。(そう言うと、どうしてもスティーヴ・ルカサーを連想させるが)

とろけるような甘いAORがどうも苦手という人には案外これぐらい程よくロックしている方がお好みかも知れない。
産業ロック系バンドまでいかないハードさとでも言おうか。

そう感じさせない要因としては他にもあって、まずAORの楽曲を以前からカバーしていた事である。
本作ではビル・チャンプリン、レイ・ケネディも歌った③Tonight,Tonightやピーター・マッキャンの④Step Right Up、ブルース・ロバーツの⑥Reachなど3曲も収録されている。
やはりこの辺りの作品はズバ抜けて良い。
Tonight,Tonightは言わずもがな、Reachなどは一番”AORらしい”作りではあると思う。

感触からいってエアプレイ、TOTO辺りを参考にしているのは言うまでもなく、バッキングではルーク、ソロのハモりではグレイドン風のフレーズが連発される。

⑦On the Road Againや⑧Leading Ladyのような曲調がもう少し聴きたかった。
前半が比較的ハードなロック・チューンで固めているので、アルバムとしてのバランスが保たれていると尚良し。

70点

データ

1982年:アメリカ(Mele Records ‎– MELE 6530)

プロデューサー:デヴィッド・タリスマン、パット・ディメイン

1. Never Felt So Right
2. Sealed With A Kiss
3. Tonight Tonight
4. Step Right Up
5. Silence
6. Reach
7. On The Road Again
8. Leading Lady
9. Taking Another Chance
10. I Won’t Be Coming Home

スポンサーリンク

シェアする

フォローする