邦楽で聴かれる都会を感じるお洒落なロック、ポップスサウンド。

竹内まりや / VARIETY
デビューから一貫して高水準のアルバムを発表し続け、CMやドラマ、映画主題歌などに多くの曲が起用されるなど主婦だけでなくポップス・ファンにも評価される竹内まりや。
2010年代以降、80年代のリアルタイム世代から、それに影響を受けた10年代...

大滝詠一 / A LONG VACATION
アルバムとしての作詞・作曲・編曲と楽曲全体のクオリティ、ヴォーカルと演奏のパフォーマンス、ジャケットのアートワーク、さらには音質面も含めてシティ・ポップのみならず日本のポップス史上最も重要な1枚。
大滝詠一氏最大のヒット作で現在も収録...

大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイション / CRYSTAL CITY
日本屈指のファンキー・バンド、大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイション名義の2作目。
伸びのある歌声と圧倒的なパワーでリスナーを魅了し、確かな説得力を持つ歌唱力は日本人離れしている。
そこにポップスらしく多くの作家陣...

村田和人 / ひとかけらの夏
音楽とは不思議なもので喜怒哀楽の感情や場所、季節を感じさせるサウンドというものがある。
日本のJ-Popシーンでは昔からなぜか季節のサウンド・・・特に「夏」をイメージさせるミュージシャンが多い。
TUBEやサザン・オールスターズ...

石川セリ / ときどき私は……
井上陽水夫人にしてモデル、シンガーとして70年代から活動する石川セリの2ndアルバム。
綺麗な発音に耳が言ってしまうが、一番の魅力は何と言ってもその歌声そのものにある。
パワーで押しまくるわけでも、歌い上げ系でもないのに、ナチュ...

鈴木茂 / BAND WAGON
日本のポップス界で最重要ギタリストの一人である鈴木茂。
様々な意見があるが「"都会的で洗練されたサウンド"を日本流に解釈したのがシティ・ポップス」ならば、その先駆けとして真っ先に名前が挙がるのが、はっぴいえんど。
はっぴいえんど...

吉田美奈子 / 扉の冬
ポップスからジャジー、ソウル、ファンク、R&B等々幅広いジャンルを歌いこなしてしまう日本を代表する女性シンガー・ソングライターの1人。
名曲「頬に夜の灯」が収録されている82年作『Light'n Up』はAOR/シティポップス...

高橋ユキヒロ / Saravah!
YMO、サディスティック・ミカ・バンド、サディスティックス・・・近年ではpupa、METAFIVEと、常に様々な一流ミュージシャン達と共演してきた高橋幸宏(本作では高橋ユキヒロ名義)のソロ1作目で1978年発表。
ドラマーとしてリズム...

池田典代 / Dream In The Street
池田典代1stアルバムにして唯一の作品は1979年発表。
シングルとなった⑧恋のジャイロから「歌謡ディスコ」と評される事も多いアルバムだが、中身は曲毎にミュージシャンが入れ替わり、ヴォーカルと四つに組んだ充実の内容。

間宮貴子 / Love Trip
近年のリイシュー関連で希少性と内容に最も驚かされた1枚。
「とんでもない名盤がCD化された」とかなり話題になり、多くのシティポップ・ファン、AORファンは歓喜し大ブレイク。
ついでにフロア受けしそうな曲調は、その筋のDJの方々に...