アコースティック・サウンドにやさしい歌声、爽やかさを感じるコーラス・ワークにエレキ・ギターのオブリが乗るスタイルは「これぞAORの醍醐味!」とでも言いたくなるような定番サウンド。
その筆頭がこのヴォーカル・デュオ・グループ、イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーである。
Contents
聴きどころ
縦横無尽に駆け巡りながら「聴きどころ」「泣かせどころ」をしっかり心得ているスティーヴ・ルカサーのギター。
この人のプレイがキレている時はジェイ・グレイドンと双璧のオブリで楽曲を盛り上げ、なおかつ印象に残るフレーズで聴き手のテンションを上げてくれる。
本作でもキレっぷりは発揮され、ルカサー大活躍の超名盤ウィルソンブラザーズ『ANOTHER NIGHT』やレイ・ケネディ『Ray Kennedy』に近いので何はともあれルカサー・ファンや歌ものギター・キッズは必聴。
宿題構築型のグレイドンに直感閃き型のルカサー。
タイプは違うが、このジャンルにおいて、特に「オブリ」という点においてはこの2人を凌ぐギタリストはいないと個人的には思っている。
タイトル曲①Hollywood Heckle and Jive、トッド・ラングレンのカバー⑦LOVE IS THE ANSWER(愛こそ証)、⑪What’s forever forあたりがオススメ。
参加メンバー
スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、スティーヴ・ポーカロといったTOTO勢に加えてエド・グリーン(Dr)、リー・スクラー、ウィルトン・ウェルダー(B)、リッチー・ズィトー、リー・リトナー、ワーワー・ワトソン(G)、アーニー・ワッツ(Sax)、ジョーイ・カルボーン、ビル・ペイン、グレッグ・フィリンゲインズ(K)など、その他多数参加。
81点
データ
1979年:アメリカ(Big Tree Records – BT 76015)
プロデューサー:カイル・レーニング
1. Hollywood Heckle & Jive
2. What Can I Do With This Broken Heart
3. Another Golden Oldie Night For Wendy
4. Broken Hearted Me
5. Children Of The Half-Light
6. Rolling Fever
7. Love Is The Answer
8. Only A Matter Of Time
9. Caught Up In The Middle
10. Running After You
11. What’s Forever For
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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