問答無用、説明不要の大プロデューサー、デヴィッド・フォスタープロデュース作品。
ピーター・アレンはオーストラリア出身のシンガー・ソングライターで、本作は80年発表。
80年と言えば!世紀の名盤『AIRPLAY』の発表された年である。
Contents
参加メンバー
このアルバムの内容はAIRPLAY/TOTO系の所謂”ロマンティック・ハードネス”路線なのかと思いきや、そこはさすがデヴィッド・フォスター。
しっかりとピーター自身が創る楽曲の雰囲気を大事にしつつも(当時としては)、モダンな世界観を演出している。
そこにデヴィッド関連のお馴染みミュージシャンが絡むわけだ。
ジェイ・グレイドンやスティーブ・ルカサー、マイク・ポーカロ、ジェフ・ポーカロ、トム・キーン、パウリーニョ・ダ・コスタさらにペイジズの2人スティーブ・ジョージとリチャード・ペイジ等々。
聴きどころ
内容の方は頭のワンツースリーで決まり。
名作扱い。名盤行き→→→
①One Step Over the Borderlineではピアノ連打にディストーション・ギターが絡むロマンティック・ハードネス王道路線、続く②Fly Awayは竹内まりやさんもカバーした名曲で一転して静かに聴かせてタイトル曲③Bi-Coastalではファンキーディスコ・チューンが爆発。
ここまで聴いていて今後の作品が悪いわけがないと思える、掴みとしては最高の滑り出し。
途中スティーブ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ大活躍の⑤Hit In The Heartやジェイ・グレイドンの秘技ワイアー・クワイアーを炸裂させる⑨Pass This Timeなども入ってくるが、最後はフォスターワールド全開のミディアム・チューン⑩When This Love Affair Is Overで締めるので、全体としては非常にバランスが取れている。
デヴィッド・ラズリーやキャロル・ベイヤー・セイガーとの共作もあるが全曲ピーター自身が創っている所がブレがない要因だろう。
ちなみに音源で聴くピーター・アレンも良いのだが機会があればぜひ画を観て頂きたい。
怪しい動きをしているし、ピアノの上に寝そべりながら歌う(なぜか腹筋しながら歌う、マラカス持ったまま歌う、服が開ける)など最初は面食らうが、汗をかきながらもまったく息を切らさず熱唱しているのだ。
そこに彼のプロフェッショナル魂を観た。
残念ながら92年にエイズで亡くなってしまったので今後新作が出る事はないのだが、作家としても非常に優秀な人だったので竹内まりやさん、ディオンヌ・ワーウィックやメリサ・マンチェスターもカバーしている楽曲も合わせて聴いて頂きたい。
95点
データ
1980年:アメリカ(A&M Records – SP-4825)
プロデューサー:デヴィッド・フォスター
プロデューサー:デヴィッド・フォスター
1. One Step Over The Borderline
2. Fly Away
3. Bi-Coastal
4. I Don’t Go Shopping
5. Hit In The Heart
6. I Could Really Show You Around
7. Somebody’s Angel
8. Simon
9. Pass This Time
10. When This Love Affair Is Over
2. Fly Away
3. Bi-Coastal
4. I Don’t Go Shopping
5. Hit In The Heart
6. I Could Really Show You Around
7. Somebody’s Angel
8. Simon
9. Pass This Time
10. When This Love Affair Is Over
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