伝説的ディスコ・バンド、シックのギタリストであり、カッティング職人として最も有名なギタリストでもあるナイル・ロジャース。
そしてナイルの相棒で驚異のリズム感を持ったベースのバーナード・エドワーズ。
2人はそれぞれプロデューサーとしても活躍し、数多くのアーティストを手掛けた。
このアメリカのかしまし娘・・・ではなくシスター・スレッジもそんなグループの1つ。
Contents
聴きどころ
彼女たちはフィラデルフィア出身の4人姉妹で、本作は79年発表の最高傑作の呼び声高い3rdアルバム。
ナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズがプロデュースを担当してからは①He’s The Greatest Dancerと⑤We Are Familyという名曲を生み出した。
現在では両曲共にDJには定番のサンプリング・ネタとして扱われている。
シックの2人が関わっている事により、全体のサウンドもアチラ寄りではあるが、シスター・スレッジの方がよりソフィスティケイトされた印象を受ける。
前2作までは決して有名ではなかった彼女たちに大ヒット曲をもたらし、まとめ上げた2人の手腕はお見事。
何でも当時プロデュースをするに当たってグループ最年少、キャシーのヴォーカルに惚れ込んでいたという。
当時隆盛を極めた4つ打ちディスコ・サウンドも良いが、本作はスロー・テンポな楽曲も良い所が名盤に数えられる所以か。
この後アメリカでのディスコ・ブーム終焉と共に次第にチャートを追われてしまうグループだが、なんと5年後に本作からシングル・カットされた④Thinking Of Youがイギリスでヒット。
しかし、それも焼け石に水でアメリカでの華麗なる復活はならず、本作を越える作品は生み出されないまま、中心的役割を担っていたキャシーが脱退してしまった。
82点
データ
1979年:アメリカ(Cotillion – SD 5209)
プロデューサー:ナイル・ロジャース、バーナード・エドワーズ
1. He’s The Greatest Dancer 6:04
2. Lost In Music 4:42
3. Somebody Loves Me 4:48
4. Thinking Of You 4:20
5. We Are Family 8:06
6. Easier To Love 4:55
7. You’re A Friend To Me 5:20
8. One More Time
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