その名の通り、アルベス、シェリル、プリシラの三姉妹グループ。
よくありがちな「歌うだけのお人形アイドル」とは少し異なる。
1950年代から活動し、60年代に入ってからはウォール・オブ・サウンドでお馴染みフィル・スペクターのプロデュースで数曲のヒット曲をリリース。
66年からフィル・スペクターの懐刀であるジャック・ニッチェが大きく関わっており、その流れで本作でもプロデュースを担当。
Contents
聴きどころ
他のアイドルとは決定的に違う点はリード・ヴォーカルを務める三女プリシラが自ら楽曲を作れる点である。
ただそれは、アルバムの頭数合わせのためなどという付け焼き刃的なものでなく、本作だけでも曲を書き、クオリティもかなり高いところが好印象。
中でも跳ねたビートにシュビドゥワコーラス、スペーシーなエコーが効いた①My Good Friendは60年代ポップス・ファン、ガール・ポップ・ファンにとって絶対に外せない名曲。
バリー・マンとシンシア・ワイル作の③See That Boyをはじめ、他にも歌声を存分に味わえるバート・バカラック作⑤Long After Tonight Is All Overやジェリー・ゴフィンとキャロル・キング作、ダスティ・スプリングフィールドが歌った⑥Some Of Your Lovin’、レスリー・ゴーアの⑨It’s My Partyなど聴きどころ満載の1枚。
また、ハスキーヴォイスで力強くパンチがある歌声は顔に似合わず(もちろん良い意味デス)、聴き手の高揚感を誘い、実に魅力的。
87点
データ
1967年:アメリカ(Reprise Records – RS 6259)
プロデューサー:ジャック・ニッチェ、ジミー・ボーエン
1. My Good Friend
2. Sincerely
3. See That Boy
4. You
5. Long After Tonight Is All Over
6. Some Of Your Lovin’
7. Too Good To Be True
8. I’m Me
9. It’s My Party
10. Born To Be With You
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
ナイフラOfficial HP
ナイフラOfficial YouTubeチャンネル「ナイフラチャンネル」
ナイフラOfficial twitter https://twitter.com/the_night_flyer
ナイフラOfficial Blog http://ameblo.jp/thenightflyer/
ナイフラOfficial Instagram https://www.instagram.com/the_night_flyer_60s/
毎回ナイフラの最新情報が届くメルマガ登録、ライブチケット予約、お問い合わせ、メンバーへの質問コーナー「ナイフラQ」もこちらへ↓
コメント