The Eighth Day / On The Eighth Day

スポンサーリンク
Sagaworld Remaster CD Review
スポンサーリンク

エイス・デイは男女混声のハーモニー・ヴォーカル・グループで本作は67年発表の唯一の作品。

ソフト・ロック界でも最重要人物の一人に数えられるロン・ダンテを中心に結成された7人組グループだ。

Contents

ロン・ダンテについて

ロン・ダンテといえば、カフ・リンクス、アーチーズなどでも活躍したセッション・ヴォーカリスト。

この時代に自分の歌一本でセッションして渡り歩ける事自体、実力者の証であるのは言うまでもない。

本作ではバック・グラウンド・ヴォーカル(コーラス)だけでなく全11曲中の10曲を作曲し、プロデュースまで手がけているのだから、その影響力の大きさは言うまでもないだろう。

サウンドについて

とにかく全員で歌い上げるハーモニーとアコギ、ベースにドラム、それにブラスを少々という非常に素朴なサウンド・プロダクションになっているのだが、ヴォーカル為のスペースを残すという意味では、この選択は吉◎。

その分、縦横無尽にメロディー・ラインを動かす事が出来て、よりヴォーカルとコーラス・ワークを強調出来るのだ。

ある時はハモり、またある時は追いかけるなど、工夫されて飽きの来ないアレンジはレベルが高い。

7人全員のヴォーカルの混ざり具合が何と心地よいことか。

ソフト・ロックではお馴染み”パ・パ・パ・パ・コーラス”を用いた④Building with a Steeple、⑥Glory、⑨A Million Lightsや思わず口ずさみたくなる①Hey Boy、⑦Raining Sunshineなどドリーミーという言葉がピッタリと当てはまる美しい歌声とメロディー。

途中隠しネタなのか、66年に発表されたママス&パパスの「Monday,Monday」のフレーズが飛び出すのはご愛嬌か。

トップ・リコメンドが挙げづらい作品だが、上記で挙げた楽曲の他、平均的なクオリティーが高い為、やはりアルバム通して聴いて頂きたい。

キャッチーなメロディーとコンパクトに仕上げられた楽曲はハーモニー・ヴォーカル系グループの真髄。

モロに60年代した衣装、ジャケットも良い!

 

87点

データ

1967年:アメリカ(Kapp Records ‎– KS 3554)

プロデューサー:ロニー・ダンテ、ボブ・フェルドマン、ジーン・アラン

1. Hey Boy (The Girl’s In Love With You)
2. It Takes The Rain (To Make The Flowers Grow)
3. Brandy (Doesn’t Live Here Any More)
4. Building With A Steeple
5. That Good Old-Fashioned Way
6. Glory
7. Raining Sunshine
8. How Can I Stop Loving You
9. A Million Lights
10. The Bandit Of Brazil
11. Long Winter Nights

 

モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!

ナイフラOfficial HP

ザ・ナイトフライヤー公式web
60's&70'sポップスバンド「ナイフラ」公式ポータルサイト!最新情報、音源販売はこちら

ナイフラOfficial YouTubeチャンネル「ナイフラチャンネル」

ナイフラチャンネル
THE NIGHT FLYER(ザ・ナイトフライヤー略してナイフラ)の公式チャンネルです。 楽曲のMVをはじめ、ゆる〜いテンションのナイフラ放送部やライヴ動画を随時アップしていきます!!

ナイフラOfficial twitter  https://twitter.com/the_night_flyer

ナイフラOfficial Blog  http://ameblo.jp/thenightflyer/

毎回ナイフラの最新情報が届くメルマガ登録、ライブチケット予約、お問い合わせ、メンバーへの質問コーナー「ナイフラQ」もこちらへ↓

ザ・ナイトフライヤー公式web
60's&70'sポップスバンド「ナイフラ」公式ポータルサイト!最新情報、音源販売はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました