JAMES VINCENT / Enter In

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知る人ぞ知るギタリスト、ジェイムズ・ヴィンセントの4作目。
これ以前はEW&Fのホワイト兄弟が参加したSPACE TRAVELERや本作と双璧とも言われるWAITING FOR THE RAINなどがあるが、一番アルバムとして洗練されているのがこちら。


ストーリー

ソロ活動以前はシカゴ生まれという事もあり、ピーター・セテラ(ex.CHICAGO)ともバンドを組んでいたり、サンタナの元メンバーやヘッドハンターズのポール・ジャクソン、リターン・トゥ・フォーエヴァーのレニー・ホワイト、ジャーニーのニール・ショーンなどが在籍した多国籍バンド、アステカのギタリストとして活躍。
そんな彼がソロ活動に移行するもCCMのレーベルだったせいか、長らく自身のHPで自主製作盤として売り出されていたのみだった。
ところが、この優しさに溢れた本アルバムが話題ならないわけがない。
参加メンバーもボブ・ウィルソン(Dr)、キム・ハッチクロフト(Sax)、ケニー・ワイルド(B)、ラリー・ウィリアムズ(K)といったシーウィンドのメンバー達。(CCM繋がりというのも納得である)

聴きどころ

初期の頃はジャズ・ロック風のエッセンスが多分に盛り込まれているインスト系の作品が多かったが、前作あたりから自身のヴォーカル色を強めてきた。

決して上手いヴォーカルではないが、柔らかい声質も楽曲にマッチしていて非常に聴きやすい。
ギター・ソロになると、やはり血が騒ぐのか歌より頑張っている印象を受けるが(笑)、このソロがまた良いのだ。
ウェス・モンゴメリー直系といったクリーン・トーンによるジャズ風アプローチ。
これはもう、この人のトレード・マーク的なプレイでジョージ・ベンソンにも通ずる所でもあり、プレイスタイルは違うが、やはり元々ギタリストであったエイドリアン・ガーヴィッツにイメージは近い。

ミディアムテンポもスロー・テンポもメロウ・チューンの嵐なので何も考えずにボーっと聴きたくなってしまう作品。

80点

データ

1980年:アメリカ(Sparrow Records ‎– SPR-1032)
プロデューサー:ジェイムス・ヴィンセント

1. You’ll Be Right There
2. Don’t Trust Your Feelings
3. In You I’m Free
4. Take My Life
5. Spiritual Israel
6. Make A Joyful Noise
7. Hearken
8. Come Follow Me
9. Enter In
10. What’s Goin’ On?
11. Walkin’ In The Light

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