TONY ELENBURG / It’s Just The First Farewell

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決してハード過ぎずヘヴィにもならない爽やかな音作りと鮮やかなコーラス・ワーク、一聴すれば「ハズレなし」の期待感を抱かずにはいられないトニー・エレンバーグの1982年作。

一般的に知名度と作品のクオリティの高さが反比例するほど、出会った時の衝撃は大きいものだ。

月並みにな言い方だが「隠れた名盤」というやつ。

情報源がどういう経緯でも、こうした良質且つマニアック(自主制作)な盤がCDとして聴けるのは嬉しい限り。

さて、このトニー・エレンバーグ、私がよく思う「声そのものがAOR」系である。

際立った個性(クセのある声や歌い方)があるわけではないが、基本的な歌の巧さはもちろん、柔らかい曲調との相性は抜群。

そこにツボを抑えたコーラスが絡み、メロディの良さが際立っている。

ミディアム・テンポのメロウ・チューンが並び、80年代のハード過ぎないAORがお好きな方ならば、求めている雰囲気にバッチリとハマるはずである。

歌詞から想像するに所謂「CCM(Contemporary Chiritian Music)」に属するシンガーだが、散々こちらでも紹介しているCCM、この頃はAORやポップス、さらにはソウル、フュージョン、ブラジリアンといった他ジャンルとの境目がないクロスオーヴァー状態。

その中でもヴォーカルを中心とした大人向けポップスといった趣である。

 

ほぼ全編で活躍する気の利いたギターはダン・ハフとくれば、万が一あまり興味を持てなくても、さすがに前のめりになる方もいるはず。

マイケル・ジャクソンやマドンナ、マライア・キャリー、ホイットニーヒューストン、ビリージョエル、セリーヌディオン、ボーイズⅡメンなど錚々たるビッグ・アーティストのバックを務めた凄腕ギタリストだ。

確かなテクニックと情熱的な熱いプレイが特徴で、上記ミュージシャン以外でも特にCCM系では当時引っ張りだこであったプレイヤーである。

そんな一流プレイヤーも参加した本作は、ギターが主役でない曲ではピアノ、エレピが大活躍。

タイトル曲①⑪It’s Just the First Farewell(これがまた作者の意図を感じる素晴らしいオーケストレーション曲)でプロローグ&エピローグと、アルバム全体の統一感や配置のバランスが良く、捨て曲なしの1枚。

良質なポップスとして誰にでもオススメできる。

 

87点

 

データ

1982年:アメリカ(Not On Label (Tony Elenburg Self-released) – TE002)

プロデューサー:フィル・ナイシュ

1. Prelude: It’s Just the First Farewell
2. Ever Since The Day
3. All This Peace
4. If You Could Only See Me Now
5. My Prayer For You
6. Ride On To The Glory
7. If He Makes The Difference
8. The Fiddler
9. You Gotta Give Credit
10. It Would Mean So Much To Me
11. It’s Just The First Farewell

 

モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!

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