日米問わずマスコミはいつでも格好の餌食になる人物が大好きだ。
歌手では真っ先にテイラー・スウィフトが思いつくが、以前ならブリトニー・スピアーズがその象徴のようなものだった。そのブリトニーに代わりゴシップ紙の常連ミュージシャンとなってしまったのがイギリス出身のエイミー・ワインハウス。
ただ彼女の場合、取り沙汰される言動や奇行などは成り上がりのアイドル・シンガーとは比べものにならない「筋金入り」のパワフル姐さんなのである。
Contents
サウンドについて
本国イギリスで旋風を巻き起こし、その勢いはアメリカまで飛び火。
当然日本でもヒットし、ブレイクした。
本作が大ヒットした要因としては自身の体験を元にリアルに描いた歌詞、そして幼少期より影響を受けたとされるソウル・ミュージック(モータウン系)を再現したかの様なブラックなサウンド。
リズムもさることながら、曲の尺まで短く徹底している。
アメリカ古き良き60年代のソウル・ミュージック=ポップ・ミュージックは今なお多くのファンに愛され続けている事もあり、エイミーの登場によって多くのファンが飛びついた。
その結果、セールス面でも大きな成功を収め、グラミー賞では何と5部門も受賞。
何と言っても、このエイミー姐さん、声がスゴイ。
とても20代とは思えない嗄れた声は酒やドラッグを大量に摂取したせいか、ヴェテラン・シンガー並の迫力。
歌の上手さという実力を凌駕するのが、このナチュラル・パワー炸裂のインパクトだと思う。
あまりにも○○しすぎる私生活で道を外れたまま・・・・そんな危うさも魅力だったが2011年帰らぬ人になってしまった。
オススメはDVDや大量のボーナス・トラックを収録した2枚組。
短命だった故に発表した作品も少ないが、強烈なインパクトである。
これ一枚でかなり満腹。
83点
データ
2006年:イギリス(sland Records Group – 171 304-1)
プロデューサー:マーク・ロンソン、サラーム・レミ
1. Rehab
2. You Know I’m No Good
3. Me And Mr Jones
4. Just Friends
5. Back To Black
6. Love Is A Losing Game
7. Tears Dry On Their Own
8. Wake Up Alone
9. Some Unholy War
10. He Can Only Hold Her
11. Addicted
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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