元パリス?元フリートウッド・マック?C級の雰囲気が漂うジャケット・センスとは裏腹に決して侮れないボブ・ウェルチのソロ第1弾。
Contents
聴きどころ
先に挙げた2つのバンドとは全く異なる内容で勝負に出たウェルチ。
その中身とはお洒落でメロディアス、キャッチーでポップと売れる要素満点のアルバム。
こういった流れからして日本で言う所のシティ・ポップスに通じるかも知れない。
①Sentimental Lady、⑦Eboby Eyesを筆頭にストリングスを活かしたポップ・サウンドは全体的に聴いても軽く水準を超えてくる楽曲が並んでいる。
②Easy To Fallにしても、ギターとストリングスが印象的なディスコ・チューンでシングルカットされても不思議ではない程の曲。
極めつけは④Mystery Train。
ジェフ・リンを思い出さずにはいられない「ド」ポップな、この曲はそのままE.L.Oである。
この曲もシングルにしても遜色はない曲。
このような楽曲が集まった結果、本作はプラチナ・ディスクを獲得するという大ヒットアルバムに。
売れる前の(失礼!)フリートウッド・マックに在籍していた事やパリスで培ってきた経験は決して無駄ではなかったようだ。
メロディー・メーカーとしての才能も申し分なく、食わず嫌いしていた方にこそ、聴いて頂きたい。
77点
データ
1977年:アメリカ(Capitol Records – ST-11663)
プロデューサー:ジョン・カーター、クリスティン・マクビー、リンゼイ・バッキンガム
1. Sentimental Lady
2. Easy To Fall
3. Hot Love, Cold World
4. Mystery Train
5. Lose My Heart
6. Outskirts
7. Ebony Eyes
8. Lose Your…
9. Carolene
10. Dancin’ Eyes
11. Danchiva
12. Lose Your Heart
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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