スティーリー・ダン同様、多くのアーティストに影響を与えたスティーヴィー・ワンダー。
このジョン・ヴァレンティもそんな一人で「白いスティーヴィー」との異名をとる。
元々はパズルというバンドを組みドラム&ヴォーカルとしてモータウンからアルバムを発表している。
本作はバンド解散後ソロに転向した1作目で76年発表。
76年といえばボズ・スキャッグス「シルク・ディグリース」やジョージ・ベンソン「ブリージン」、ネッド・ドヒニー「ハード・キャンディー」が発表された年で、一般的には大体この辺りが所謂「AOR」というジャンルが確立された年である。
そのAORの陰に隠れて、こんな名盤が発表されていたのである。
AORファンとソウルファンからも支持されるのは納得で、グルーヴィーな楽曲がズラリと並ぶ。
Contents
聴きどころ
タイトル曲①Anything You Wantを聴けば掴みはバッチリ。
続く②Was It Something I Said、③I Wrote This Song For Youなどを聴くと本当にこの人はスティーヴィーが好きなんだなと思わせる歌声で、メロウ・ソウル好きには堪らない。
⑤Why Don’t We Fall In Love、⑦Save Meなどは一転してグルーヴで勝負。
ドラマー出身のおかげが、実に気持ちいいビートを持った楽曲達である。
メロウ&グルーヴ、この2つの要素が揃っていれば クラブ世代に大ウケするのも納得出来る。
76年当時で正統派AORとはまた違う今でも十分通用する内容を改めて評価したい。
91点
データ
1976年:アメリカ(Ariola America – ST-50012)
プロデューサー:ボブ・カレン
1. Anything You Want
2. Was It Something I Said
3. I Wrote This Song For You
4. Morning Song
5. Time After Time
6. Why Don’t We Fall In Love
7. Higher And Higher
8. Save Me
9. The Day After You
10. I Love Her Too
11. That’s The Way Life Goes
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
ナイフラOfficial HP
ザ・ナイトフライヤー公式web
60's&70'sポップスバンド「ナイフラ」公式ポータルサイト!最新情報、音源販売はこちら
ナイフラOfficial YouTubeチャンネル「ナイフラチャンネル」
ナイフラチャンネル
THE NIGHT FLYER(ザ・ナイトフライヤー略してナイフラ)の公式チャンネルです。
楽曲のMVをはじめ、ゆる〜いテンションのナイフラ放送部やライヴ動画を随時アップしていきます!!
ナイフラOfficial twitter https://twitter.com/the_night_flyer
ナイフラOfficial Blog http://ameblo.jp/thenightflyer/
毎回ナイフラの最新情報が届くメルマガ登録、ライブチケット予約、お問い合わせ、メンバーへの質問コーナー「ナイフラQ」もこちらへ↓
ザ・ナイトフライヤー公式web
60's&70'sポップスバンド「ナイフラ」公式ポータルサイト!最新情報、音源販売はこちら
コメント