どうも。家の間接照明が少し前から不調だったのに無理やり使っていたら火を吹いてぶっ壊れたのを目の当たりにした男、火の玉小僧・サガワです。
本体ではなく、ケーブルに付いているスイッチの切り替えがおかしくて「そのうち分解して中を見てみよう」なんて騙し騙し使っていたら「なぁーんか焦げ臭い感じがする・・・・」とわずかだけど犬の鼻を持つ俺には誤魔化せん!とスイッチを弄っていたら大仁田厚ばりのファイヤー!
・・・・で、一瞬で焦げました。
マジです。
青いイナズマ見たからね。ゲッチュ。
あ、稲妻は木村健悟ね。
さて、そんなお茶目なアタクシ、最近某楽器屋でベースの弦を買ったんですの。
久しぶりに・・・っていうか人生2回目ぐらいぶりにやっちまった。
ベースにスケールが合わない、、、、。
はい、これ初心者がよくやるやつ。
ちなみに私も記憶に無いぐらい昔に1回やったことがあるので、それ以来ぶりだから2回目なんですけど・・・・。
Contents
①ゲージを確認する
これ、当たり前ですね。ゲージ=太さで、ベースなら1〜4弦まで微妙に太さがそれぞれ異なるものが各メーカー出ているんですよ。
例えば、バリエーションが少ないメーカーでも最低
1弦=.045、2弦=.060、3弦=.080、4弦=.100
1弦=.050、2弦=.070、3弦=.085、4弦=.105
とかのセットはあるものです(メーカーによって微妙に違う)。
②弦の素材を確認する
これも最初の頃はよく分からないのだが、大きく分けてニッケルとステンレスの2種類。
ニッケル=音が太い
ステンレス=ブライトな音
というのが一般的。
③弦の形状を確認する
これも今の時代、通常はラウンド・ワウンドが当たり前となっているが、中にはフラット・ワウンド、ハーフ・ワウンドなどもある。
ラウンド・ワウンドは手触りがザラザラだけどサスティーンもあってブライト、倍音が多い
フラットはて手触りがツルツル、温かみがあって音が太い、倍音が少ない
ハーフ・ワウンドはその中間って感じ。
④スケールを確認する
これが一番間違えやすい。
普通にエレクトリック・ベースといえばロング・スケール=864mmが定説なのだが、昨今多弦ベースが流行ったり、女の子でも気楽に持てるような32インチ814mmのミディアム・スケールのベース、そしてベースによっては最初から30インチ762mmのショート・スケールデザインのベースもある。
最近では訳の分からない33インチとか33.5インチとかもあるがな。
ちなみに多弦ベースはLow Bの5弦が増えるので35インチとか、36インチとかもあったりする。そうなるとロング・スケールでも長さが足りないので「スーパー・ロング・スケール」とか「エクストラ・ロング・スケール」なんていう名称が付いていることが多い。
当然スケールが同じでないと弦の長さが足らない、または必要以上に余り、上手くペグに巻けないといったことも起こりうる。
で、今回の私。
当然全て確認して購入したのがこれ。
La BellaのDeep Talkin’ シリーズ。
これ、かのポール・マッカートニーが自身の愛機であるHofner 500/1(通称ヴァイオリン・ベース)用に作らせている弦で、中途半端なゲージはもちろん、フラット・ワウンドのショート・スケール弦で、ヴァイオリン・ベース専用弦である。
ビートルズの初期レコードとライヴ、大半はこのベースで行われているため、ポールが奏でる”あの音”の秘密はこういった要素も絡んでくるのだ。
モコモコしてサスティンが短いのだけれどもピックでしっかり弾くことによってアタックが出てくる、あの音だ。
フラット・ワウンドを愛用する私としてはゲージ、スケール共に申し分なく、張ろうと思ったのがDan Electroのロングホーン・ベース(こちらもショート・スケールでヴァイオリン・ベース同様、ペグがギター用)。通称ダノだね。
事前情報では張っているという方の話しもあったので「これしか無いでしょー」と購入したわけだが、なんと!
4弦がショート・スケール以上に短い。
いや、厳密にいえば弦本体の先に飾り糸が付いて細くなっているので、そこをペグに巻きつけて留めるのだが、ギター用のペグが最初から付いてるダノだと、飾り糸部分を巻きつけたら長さが余って弦を張れる所までいかないし、かといって短くカットすると弦本体をペグに巻きつける長さになってしまう・・・・そもそもペグの穴が小さ過ぎて、弦本体部分が入らない、という事態が起きるのだ。
なんてことだ。
通常よりも細い、.096で入らないって・・・・
ここが盲点だったわけである。
今は現状、無理やり4弦を張っているが精神衛生上よろしくないので、ソッコーで検索。
調べると廃盤扱いなのか、日本では需要が無いからであろうが、ダノ専用弦がかつては流通していたらしい。
やっぱりアメリカ。
直ぐに見つかった。
が、非常に売っている所も限られているので定期的に買いたい人には向かない。
私はフラットの特性上、1度買ったらそれっきりなので、まだ良いのだが。
しかし、アメリカから取り寄せる羽目になるとは稲妻見たよりも不覚だった。
皆さんも弦を買う時には注意してください。
また、弦が到着したら直ぐに張ってみたいと思う。
弦については、ゆくゆくコラムなどでも触れておきたい。
コメント