美味しそうな名前にも関わらず、こんなマニアックな盤までCD化されてしまうなんて驚き!の1枚をご紹介。
ライト・ファンク好き、レア・グルーヴ、フリー・ソウルファンは必聴。
チョコレートクレイはマイアミで活躍していた白・黒人ユニットでクレイ・クロッパーとジョージ”チョコレート”ペリーの二人によるコンビ。
マイアミと言えば、大御所ボビー・コールドウェルやナイトフライトが活躍していた土地である。
熱く燃えるような内面を含みながらも、お洒落なサウンドを聴かせてくれるイメージがあるが、彼等の場合はもっと泥臭い。
プロデューサー兼ベーシストでもあるジョージ”チョコレート”ペリーには、かくいうサガワも少なからず影響を受けており、先に挙げたボビー・コールドウェルやナイト・フライトのバックを務めたプレイヤーでもある。
荒々しいプレイだが、リズムはタイト。
P-bassをバッキバキに弾くサウンドは一聴の価値あり。
Contents
サウンドについて
ホーン・セクションを所々に配置し、ファンキーなリズムで歌い上げたと思いきやキレの良いカッティングと合わさり程良い軽さ。
チョコレート・ペリーお得意の重たいビートと腰が浮くグルーヴィーなベースを面白いように使い分けており、芸達者ぶりを披露。
ちょっとガレージ・バンドのようなイナタさも残っており、ソフィスティケイトされたサウンドと半々といったところ。
今だったらフロアでかかっていそうな楽曲目白押しなので、クラブ世代にもすんなり馴染めるのではないだろうか。
唯一の難点は、音質。
元が70年代のレアものだけに致し方ない面もあるのだろうが、ファンとしてはもう少し良い音で聴きたいと思う欲が出てしまう。(その後2015年、2018年に再リリース)
80点
データ
1979年:アメリカ(Cat – CAT-2610)
プロデューサー:クレイ・クロッパー、ジョージ”チョコレート”ペリー
1. My Uncle Funky
2. I Ain’t Got Nuthin’ To Say
3 I Ain’t Mad At You
4. Free (I’ll Always Be)
5. Two Different Worlds
6. Sweet Mary
7. The Cream Is Rising To The Top
8. Please Say You’ll Come Again
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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