LESLIE SMITH / Heartache

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以前では未CD化音源のうち最もCD化が望まれていた、全AORファン必聴の1枚。

元クラッキンのヴォーカリストとして名を馳せたレスリー・スミスによる82年作。
プロデュースには元同僚で、その後プロデューサー・チームを結成するピーター・ヴァネッタとリック・チューダコフ。
彼等はロビー・デュプリーやローレン・ウッドを始め、テンプテーションズ、スモーキー・ロビンソン、ピーボ・ブライソンにマイケル・ボルトンと錚々たる大物アーティストを手掛けた事でも有名だ。

サウンドについて

なぜこの作品がそこまでCD化が望まれていたかというのも分かる気がする。
曲良し、歌良し、雰囲気良し、それでいてカバーも交えつつ、バラエティに富んでいるときている。

まず先陣を切るのは①It’s Somethingで、ブレンダ・ラッセルのTWO EYESに収められた名曲である。
この楽曲を難なく歌いこなしジェイ・グレイドンのバンドにも在籍したシャーウッド・ボール(ギター弦で有名な故アーニー・ボール氏のご子息でありシンガー兼ギタリスト)作曲のM-3Before The Night Is Overをメリー・クレイトンと熱の入ったデュエットを披露。

その他、ネッド・ドヒニー作の⑦Love’s a Heartacheや、なんとエアプレイの⑥Nothin’ You Can Do About Itまでカバー。

黒人シンガーのわりには珍しくソフトな歌声なので却って白人ぽい印象も。(反対のパターンは結構あるが)
そういった意味でも、実力や楽曲の並びなど、全ての面で実にバランスが取れているアルバムであると思う。
同じく長年未CD化であったスティーヴィー・ウッズ(ご存知のようにあちらもめでたく待望のCD化済)と並び称されるアーバンAOR名盤。
AORとはなんぞや?という人にもオススメしたいのは間違いないので、一刻も早い入手を。
ジャケットは違うパターンあり。

95点

データ

1982年:アメリカ(Elektra ‎– E1-60108)
プロデューサー:ピーター・ヴァネッタ、リック・チューダコフ

1. It’s Something
2. I’m On The Outside Looking In
3. Before The Night Is Over
4. Don’t Shut The Door (On My Love)
5. Dream On
6. Nothin’ You Can Do About It
7. Love’s A Heartache
8. Do You Still Remember Me
9. If You’re In Love

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