DWIGHT DRUICK / Tangar

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巷では「フレンチ・カナディアンAORの最高峰」と言われていた80年作。
如何にもなアーバン・グルーヴな楽曲達が揃っている。

サウンドについて

なんでもDJ諸氏の間ではマストな一枚であるとか。
○○のミックス・テープに収録されただの、フロア・アンセムの楽曲揃いという声が多く聞かれる。
全編フランス語で歌われているが、所謂フレンチ・ポップ特有の囁くような柔らかい雰囲気ではなく(当たり前だ)普通に英語圏のシンガー、AORシンガーと据える事が出来ると思う。

ジャケットといい、今風に言う所のイケメンと思わしきドワイトのルックスが80年という年代をよく表していて、内容の方もクセのあるサウンドではない正統派AORと言える。

注目はDOOBIE BROTHERSのOpen Your Eyesやカバー・ネタとしても大定番、TOTOのGeorgy Porgyをフランス語でカバー。
まぁ、原曲とそう大差ない出来(あくまでもアレンジの面で)になっているので、彼のヴァージョンが取り立てて良いというより、原曲の素晴らしさが余計に目立つ。
とはいえ、アルバム全体としてはお洒落なアーバン路線を狙っているのが分かりやすくて良い。
新鮮な驚きはないが、その分大きく外さない、ある意味手堅い作品とも言える。
もちろんAORでは珍しいフランス語でというのは聴き手側には新鮮な響きではあるが、楽曲とも上手くマッチしているので、目新しい感じはしない。
本来ならばメリットに繋がる所が楽曲に馴染んでいるが故にというポジティヴな?理由で直接的なメリットには繋がりにくい。

言語の事ばかり書いてしまったが、西海岸AORの中に入れても及第点は付けられると思う。

78点

データ

1980年:カナダ(Bobinason ‎– BB-1909)
プロデューサー:ドワイト・ドルイック他

1. Voudou
2. Tanger
3. Un Seul Visage
4. Ouvre Tes Yeux
5. Quand Tu Te Laisse Aller
6. Pour L’amour De Toi
7. Prends Ton Temps
8. Georgy Porgy

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