リー・リトナーのアルバムで独特のソフト・ヴォイスを聴かせてくれたエリック・タグの77年発表2nd。
ソウルに影響された黒っぽいリズムの曲を優しく包み込んでくれるかのような声が彼の強みである。
Contents
聴きどころ
①Got To Be Lovin’ Youからファンキーなビートに乗せて華やかなフルートが鳴り響くという今で言う所の「シティ・ポップス」を連想させる曲だ。
②アルバムタイトル曲Rendez-vousを聴いた時、イントロからブリッジまで「なんか音作りがスティーヴィー・ワンダーに似ているな」と感じていたら、そのまんま、ご本人はこの時期スティーヴィーに傾倒していたようだ。
1年前の76年といえばスティーヴィーが2枚組の大作Key Of Lifeを発表した年である。
楽曲のみならずエリックのヴォーカル自体がスティーヴィー風に歌っている事から、相当入れ込んでいた事は容易に想像がつく。
しかし、全編スティーヴィー風にならず、しっかり”オリジナル”を注入して一定水準以上の作品に仕上げている点は評価出来ると思う。
ストーリー
元々はエルトン・ジョンやトッド・ラングレンといったミュージシャンに影響を受けたようだが、本作ではスティーヴィー・ワンダーはもちろん、ボビー・コールドウェルやマイケル・マクドナルドのようなソウルフルな作品にした事が吉と出ている。
ちなみにこのアルバムは発表当初、本国のオランダのみの発売で1stアルバムは再発されたが、こちらの2ndは再発された記録が無いらしい。
よくありがちな、有名ミュージシャンをズラリと並べたわけでもない。(実兄ラリー・タグがベースで参加しているのと、その他のミュージシャンはエリックの友人達らしい)
そんなアルバムでも内容が良ければ誰かが発掘してきては、しっかりとCD化するなど、さすがAOR大国日本である。
83点
データ
1977年:オランダ(Poker POL 25041)
プロデューサー:ハンス・フェレメレン
1. Got To Be Lovin You
2. Rendez-vous
3. Lover With Stature
4. Fancy Meeting You
5. Marja’s Tune
6. Babies
7. Mutual Feeling
8. Soul Touch
9. Life Goes On
2. Rendez-vous
3. Lover With Stature
4. Fancy Meeting You
5. Marja’s Tune
6. Babies
7. Mutual Feeling
8. Soul Touch
9. Life Goes On
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
ナイフラOfficial HP
ザ・ナイトフライヤー公式web
60's&70'sポップスバンド「ナイフラ」公式ポータルサイト!最新情報、音源販売はこちら
ナイフラOfficial YouTubeチャンネル「ナイフラチャンネル」
ナイフラチャンネル
THE NIGHT FLYER(ザ・ナイトフライヤー略してナイフラ)の公式チャンネルです。
楽曲のMVをはじめ、ゆる〜いテンションのナイフラ放送部やライヴ動画を随時アップしていきます!!
ナイフラOfficial twitter https://twitter.com/the_night_flyer
ナイフラOfficial Blog http://ameblo.jp/thenightflyer/
毎回ナイフラの最新情報が届くメルマガ登録、ライブチケット予約、お問い合わせ、メンバーへの質問コーナー「ナイフラQ」もこちらへ↓
ザ・ナイトフライヤー公式web
60's&70'sポップスバンド「ナイフラ」公式ポータルサイト!最新情報、音源販売はこちら
コメント