AOR史上に残る歴史的ライヴ盤。
リーダーのグレッグ・マティソンを中心にスティーブ・ルカサー、ジェフ・ポカーロ、ロバート・ポップウェルという4人の男達が熱く繰り広げる壮絶なガチンコ・バトル。
ライヴ盤と言えばサガワ的にはKISSの『ALIVE!』やDEEP PURPLE『LIVE IN TOKYO』、BECK,BOGERT&APPICEの『BECK,BOGERT&APPICE LIVE』などのロック畑音源に名盤が多いというのが常であった。
しかし、ここに登場する本作は数少ないAOR系のライヴ名盤であると断言出来る。
Contents
サウンドについて
全曲インストで歌ものは一切無い。
そこにあるのはテンションの高いハード&ファンキーな演奏。
男臭いまでのパフォーマンスは圧巻だ。
ハッキリ言ってリーダーのグレッグが完全に霞むぐらい、ルークとジェフのプレイがキレている。
いやキレているというより神懸かり的とさえ言っても良いパフォーマンスだろう。
本作リリースは82年だがプレイ自体は81年のようだ。
81年と言えば「TOTO IV」がリリースされる直前の年。
ルーク、ジェフ共に脂の乗り切った時期である。
ベースのロバート・ポップウェルもクルセイダースに在籍していた実力者で、黒人特有の跳ねたビートが持ち味だがプレイとは反対に音色も結構トレブリーでなかなか目立っている。
このアルバムの場合は曲云々を説明なんて事はせず、ただCDを再生させて聴いてみて頂きたい。
オーバーダブ無しの4人による生々しいまでの臨場感と共に、今は亡きジェフのビートが感じとれる。
ライヴ盤という事と、あまりに凄すぎて点数は付けられないのだが・・・
(100点)
データ
1982年:アメリカ(CBS/Sony – 25AP 2315)
プロデューサー:グレッグ・マティソン、ジェイ・グレイドン、ジェフ・ポーカロ、ロバート・ポップウェル、スティーヴ・ルカサー
1. Bomp Me
2. Thank You
3. First Time Around
4. I Don’t Know
5. Go
6. I’m Home
7. The Spud Shuffle
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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