フリー・ソウルの超定番・傑作。
その割には、それに見合うほどの知名度がイマイチ無いような気がするが、とにかく知名度の有無よりも作品は内容で評価すべき。
とかく混同されがちなジャクソン・ファミリーではない。
しかし、カリフォルニア出身でわずか１１～１６歳というティーンエイジャー達が残した作品はとても素晴らしい内容である。
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トップ・リコメンド
まずは何と言ってもフロア定番曲⑧Miraclesであろう。
アメリカでは小ヒットしか記録出来なかった楽曲が、日本におけるフリーソウルが再評価され始めた時
に注目を集め、今や知らぬ者はいないと言っても過言ではないスタンダードな楽曲になろうとは当時誰が予想したであろうか。
この１曲のためだけに購入しても損はなし。
聴きどころ
他にはジョニー・ブリストルが書いた⑥Boy,You’re Dynamiteも定番。
アレサ・フランクリンの名曲⑦Rock stedyもアップ・テンポでカバーするなど、全体として彼女達に合った若々しさ、初々しさが非常にマッチしている。
このアルバムは非常にテンポが良く進んでいくので、あっという間に聞き終わってしまう印象が強く残り「もっと聴きたい」という欲に駆られるが、そこがまたクセになる要因であろう。
コテコテのソウルが苦手な方も、こういったアルバムならば、すんなりと聴けるのではないだろうか？
溢れんばかりの若さが弾けるヴォーカルにグルーヴィーな演奏、ノリの良さはＣＤでなくアナログ受けするというのも頷ける。
８８点
データ
１９７６年：アメリカ(Tiger Lily Records – TL 14061 DJ)
プロデューサー：ジョニー・ブリストル、ボビー・テイラー、ピート・ムーア他
1. When Your Love Is Gone
2. Maybe
3. Why Do Fools Fall In Love
4. Day In The Blue
5. Rockin’ On My Porch
6. Boy, You’re Dynamite
7. Rock Steady
8. Miracles
9. (Why Can’t We Be) More Than Just Friends
10. Shake Her Loose
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