たばこ以外で「JT」とくればシンガー・ソングライターのジェイムス・テイラーをイメージしてしまう(アシッド・ジャズ、UKジャズ・ファンクのジェイムス・テイラーとはもちろん別人)。
優しさ溢れる声とアコースティックなサウンド、キャロル・キングとのコラボレーションで有名なウエストコーストを代表するソロ・ミュージシャンだ。
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サウンドについて
今回ご紹介するリヴィングストン・テイラーは、そのジェイムスの弟であり、音楽一家テイラー家の三男である。
兄に勝るとも劣らない声の持ち主で、アコースティックなAORとしてはかなり上位にくる名盤に挙げたい。
1970年『リヴィングストン・テイラー』でデビュー後、2枚のアルバムを発表。
シンガー・ソングライターとして既に大ヒットアルバムを輩出し、認知度が高まっていた兄ジェイムスの実績には遠く及ばないものの、一定の結果を残してきた。
そんなリヴがサザン・ロック、スワンプ・ロンクからフォーク・ロック、カントリーを中心にしたサウンドから一気に洗練されたポップスに舵を切ったアルバムでレーベルをカプリコーンからエピックに移籍した第一弾となる通算4作目である。
基本ベースのアコースティックな路線は残しつつも周囲のミュージシャンによる影響が大きい。
特にプロデュースを務めたニック・デカロのペンによるストリングス・アレンジが全般に渡って施されており、都会的なサウンドになった要因だ。
本作からは⑤I Will Be In Love With Youがシングル・ヒットを記録。
参加メンバー
バックにはフレッド・タケット、リー・リトナー(G)、デヴィッド・ハンゲイト、スコット・エドワーズ(B)、エド・グリーン、マイク・ベアード、ジム・ケルトナー(Dr)、ジェイ・ワインディング(K)など西海岸の腕利きが務めている。
89点
データ
1978年:アメリカ(Epic – JE 35540)
プロデューサー:ニック・デカロ
1. Going Round One More Time
2. L.A. Serenade
3. Gonna Have A Good Good Time
4. Train Off The Track
5. I Will Be In Love With You
6. No Thank You Skycap
7. I’ll Come Running
8. Living Without You
9. Southern Kids
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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