MARCUS JOSEPH / THINGS I MEANT TO SAY

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眼光鋭く、髭を蓄えたイカツイ顔つきからは想像出来ない優しい声の持ち主。

やはりAORというジャンルにおいてシンガー・ソングライター系のミュージシャンは温かみのある声というのが重要である。

マーカス・ジョセフはテナー・ヴォイスを聴かせてくれる車椅子のシンガー・ソングライター、ダニー・デュアドルフとのコンビで、その名もディアドルフ&ジョセフというそのまんまのネーミングを冠にしたデュオを組んでいた。

アコースティックでカントリー・フレーバーを漂わせたAORアルバム『Deardorff And Joseph』を1976年に発表。

AORの傑作に数えてもよい作品である。

 

その2年後にソロとなって発表したのが本作でプロデュースはパーカー・マッギー。

パーカー・マッギーはカーペンターズやイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーにも楽曲提供の実績があるシンガー・ソングライターで、自身もAORのアルバム『PARKER MCGEE』を1976年に発表している。

Contents

トップ・リコメンド

アルバム・タイトル曲にもなった⑥I’ve Got You Where I Want Youを挙げたい。

エレピ+アコピとアコギにストリングスと女性BGVが実に良いアクセントになっており、AORの良さを体現したポップスに仕上がっており、日本人リスナーは特に好きになる1曲だと思う。

①Before The Night Is Overと④One Of These Daysをジョセフとマッギーで共作しており、その他はカヴァーを除けばジョセフの自作曲が並ぶ。

③I Don’t Want To Get Over Youはルパート・ホルムズが1976年に発表した『Singles』の中の1曲。⑨TrapezeもAORの名作『ISLAND NIGHTS』を生み出したトニー・シュートが書いた楽曲。

お馴染みの改変邦題の『君に伝えたかった言葉 – 今、このメロディにのせて君のもとへ -』は言葉だけ見るとなかなかであるが、言わんとする事は伝わるから正解。

 

85点

 

データ

1978年:アメリカ(Big Tree Records ‎– BT 76012)
プロデューサー:パーカー・マッギー

1. Before The Night Is Over
2. Nice Guys Finish Last / Runaway
3. I Don’t Want To Get Over You
4. One Of These Days
5. Things I Meant To Say
6. I’ve Got You Where I Want You
7. Rock Me Baby
8. Take Me There
9. Trapeze
10. Israel

 

モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!

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