NOLEN AND CROSSLEY / Ambience

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五線譜にユニット名とタイトルを筆記体で表記された何ともシンプルなデザイン、共に白シャツを着てソフト・アフロにヒゲ、うっすらと白い歯を見せた2人組の男は、都会的そして「夜」を感じさせる紫の色をバックにSoul、AOR観点から如何にも「美味しそう」な雰囲気が充満しているジャケットである。

ノレン&クロスレイが1982年にモータウンから発表した2ndアルバム。

ノレン&クロスレイはヴォーカルとギターを担当するカーティス・ノレンと、同じくヴォーカルとキーボードを担当するレイモンド・クロスレイの2人組。

2人共80年代のモータウン・レーベルで作曲家として活躍。

デバージ、テンプテーションズ、マーヴィン・ゲイ、テルマ・ヒューストン等の関わりを持ち、モータウン以外でもジョージ・ベンソンやアース・ウィンド&ファイアー、フローターズにルイス・ジョンソンのCCM系ユニット、パッセージとソウル〜AORに位置するようなグループを中心に活躍していたことが分かる。

Contents

トップ・リコメンド

冒頭①Chanceこそファンキーなダンス・チューンで始まるが、続く②Nice To Have You Back はAOR、シティポップ・ファンは納得の1曲。

ゆったりとテンポで隙間の多い16ビートを刻み、コーラスには女性が絡むというアレンジは、ある意味このジャンルの王道でもあるのでトップ・リコメンドに挙げたい。

 

変則的な位置にスネアを鳴らし、タイトルそのままのラテン・アレンジが楽しい④Salsa Boogieは印象に残る1曲。

打ち込みやシンセを多用した③Ready Or Not⑤Satisfiedなど、当時の最先端、流行りサウンドが今となっては気になるわけだが、エフェクティブでないギター、生のベース、あくまでもヴォーカルが前面に出ているので「ザ・80年代サウンド」は少し抑えられ許容範囲だろうか。

元々は裏方のユニットなので、ヴォーカルに関して飛び抜けた魅力を感じるわけではないが及第点といったところ。

故に女性バック・グラウンド・ヴォーカルのアレンジが効いている。

アルバム全体で8曲とヴォリューム感が少ない割に曲調の振り幅が大きいので、若干纏まりに欠ける気がするのが難点か。

 

参加メンバーはパッセージ繋がりでリチャード・ヒースに、本作では珍しく控えめなビル・チャンプリン(BGV)、イエロー・ジャケッツのラッセル・フェランテ(K)、フレディ・ワシントン(B)、リッキー・ローソン(Dr)等という布陣。

 

71点

 

データ

1982年:アメリカ(Motown 6003GL)

プロデューサー:ノレン・アンド・クロスレイ

1.Chance
2.Nice To Have You Back
3.Ready Or Not
4.Salsa Boogie
5.Satisfied
6.Face On The Photograph
7.Into The Groove
8.A Place In My Heart

 

モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!

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