02年、20代にしてAORファンを驚かせる本作を発表した期待の新星ピーター・フリーステット。
今やAORファンにはすっかりお馴染みになった北欧はスウェーデン出身のギタリストである。
その名に恥じない「L.A.」に拘ったアルバムの第1弾。
Contents
聴きどころ
①から大物ビル・チャンプリンのソウルフル・ヴォイスが唸りを挙げ、まずは一安心。
サウンドも「80年代サウンド」をしっかり踏襲しつつ、現代的要素を存分にアピール。
続く②はトップ・リコメンドに挙げたいキャッチなーリフが印象的なPeace Of Mind。
ジョセフ・ウィリアムスが加入した時のTOTOを彷彿とさせる様な作り。
あちらはブラス・セクションをシンセ(恐らくスティーヴ・ポーカロ)でプレイしていたが、こちらは生楽器で勝負。
よってチープさは無く、キレの良いサウンドだ。
実はそのジョセフも本作にゲスト・ヴォーカリストとして参加している。
その他はジェイ・グレイドン一派のビル・キャントスに、一部に熱狂的なファンを持つマイケル・ラフも参加。
①〜④まで、この4人が代わる代わるヴォーカルを取っているので、そこまで聴けば本作の魅力が伝わっているはず。
豪華なヴォーカリスト達を支えるのは意外にもヴェテラン・フュージョン・バンド、イエロー・ジャケッツの面々やエイブ・ラボリエル(B)。
そういった猛者達をまとめ上げたピーター・フリーステットの手腕も評価したい。
あくまでも主人公は彼なのだから。
しかし、自身が主役でも周りを上手く使えば、このようなサウンドが出来上がるんだという、好例。
それにしても、どうしても贔屓目で見てしまう事もあるとは思うが、ビル・チャンプリンのヴォーカルが実に効いている。
気分爽快西海岸サウンドを堪能せよ!
85点
データ
2002年:スウェーデン(LA Project – LAP001)
プロデューサー:ピーター・フリーステット
1. Living In Your Eyes
2. Peace Of Mind
3. Only Prayer
4. Got To Find It
5. Time To Play
6. All Alone
7. Take A Little Chance
8. Storyteller
9. Peace Of Mind II
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