THE PRESIDENT / BY APPOINTMENT OF

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邦題には「ホット・ブラッド・サマー」と付くが実際には夏は関係ない。

サビの雰囲気がイーグルスのようなハーモニーを重視した展開でウエスト・コースト・サウンドを彷彿とさせる。

とはいえ、このグループはアメリカやハワイ出身ではなく、オランダ人2名のユニットである。

トップ・リコメンド

共にセッション・ミュージシャンやバンド活動をしてキャリアを積んでいる。

一応、邦題に若干かかっているので①Hot Blooded Ladyがリコメンドという事になると思うのだが、それにしてもこのヴァースの音色選びのセンスといい、サビ部分でのギターといい「いかにも80年代でござい」という音。

まぁ、当時はこれが流行でトレンドだったから今聴くと少々辛いのは致し方ないとは思うが、曲中それがずっと続いてしまうと、萎えてしまう。

メロディやハーモニーが悪くないだけに非常に惜しい部分である。

その証拠にシンプルな楽器構成で纏まっている③Makin’ Millionariesなどは、そういった古さを感じさせず、彼等の良さだけが引き立っているので、リアルタイム派でない方には却ってこちらのようなサウンドをオススメしたい。

欲を言えば、もう少し楽曲全体の方向性という意味でバランスが取れていると、なお良かったと思う。

サウンドについて

時折ハードなギターが絡んでくるが、AOR+ディストーション・ギター=ロマンティック・ハードネス路線よりもウエスト・コースト・サウンド寄り。

軽いハード・ポップが好きな方には逆に好きかも知れない。

モデルで「エビちゃん」と言えば彼女しかいないが、AORでエビちゃんと言えば彼等しかいない言われる(大嘘です)ジャケットのイメージは強烈。

むしろ、彼等のサウンドは思い出せなくても、このジャケットで覚えている方もいるだろう。

そういう意味ではジャケット・デザインのインパクトというのも、かなり大事である。

69点

データ

1983年:オランダ(CBS ‎– CBS 25631)

プロデューサー:オッキー・ハウズデンス、ピム・コープマン

1. Hot-Blooded Lady
2. Workin’ Girl
3. Makin’ Millionaires
4. Don’t Put Me On Hold
5. Turn Me On
6. That’s The Way That It Is
7. Only Once Is Enough
8. You’re Gonna Like It
9. Outland
10. Goin’ Places

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