全英チャートでのヒット曲を持つイギリスの「フラワー・ポット・メン」が発展して出来上がったグループ。
中心的存在だったトニー・バロウズとピート・ネルソンに新しくメンバーを加え、フラワー・ポット・メン時代より楽曲提供を行っていたグリーンナウェイ=クックのロジャー・グリーナウェイを加えた7人組となった。
Contents
聴きどころ
ロジャー・グリーナウェイ自身、日本での知名度はそこまでないものの本国イギリスでは20曲以上もチャートに送り込んできた実力者である。
そんなグリーナウェイが書いた⑦My Baby Loves Lovin’がヒットを記録(全米13位)するなど、トップ・レコメンドに推したい楽曲だが、まずは①I’ve Got You On My Mind(こちらも全米全英チャート17位を記録するヒット曲)からじっくり聴いてみてほしい。
突き抜ける爽快感、高揚するリズムとメロディーはアルバムの幕開けに相応しく、期待に胸を膨らませること間違い無しの1曲。
以降もかなりテンションが高く爽やかな楽曲がズラリと並ぶ。
このアルバムを聴いて「イイ曲って何だろう?」などと考える余地など全くない、爽快感が得られる内容に出逢えることはあまりない。
傑作アルバムだった1stにシングルA面曲を加えたが彼らの魅力を知る上で1枚に凝縮されているので、かなりオススメ。
ソフト・ロックには珍しく、ジャケット違いの盤が存在するようだが、選曲を確認して頂ければ被らないだろう。
93点
データ
1970年:イギリス(Deram – SML 1067)
プロデューサー:ロジャー・グリーナウェイ、ロジャー・クック
1. I’ve Got You On My Mind
2. When Tomorrow Comes Tomorrow
3. Tafetta Rose
4. Summer Morning
5. To Love You
6. In A Moment Of Madness
7. My Baby Loves Lovin’
8. Today I Killed A Man I Didn’t Know
9. You’ve Got Your Troubles
10. Show Me Your Your Hand
11. Young Birds Fly
12. Sunny, Honey Girl
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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