Art Garfunkel Amy Grant ‎/ The Animals’ Christmas by Jimmy Webb

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クリスマス・イブの本日。街では定番曲含め様々なクリスマス・ソングが流れているが、その中でも変則的なアルバムをご紹介。

ポール・サイモンとのコンビを解消したアート・ガーファンクルがCCMの女王エイミー・グラントと組み、全編ジミー・ウェッブの楽曲で構成されたコンセプト・アルバム。

アートもエイミーもジミーも、各々大ヒット曲を多数持つ1流シンガーなので、ここで今更なんの説明の必要もないだろう。

特にジミー・ウェッブはジョニー・リヴァースとの出会いをきっかけに早くから作家デビューし、20代前半でフィフス・ディメンションやグレン・キャンベルに楽曲提供するなど、シンガーソングライターとしても有名であった。

そんなジミーの楽曲をアートはソロ・アルバムで再三取り上げており、いかに彼の楽曲を気に入っていたかがよく分かる。

聴きどころ

メインで歌うのはアート、時折エイミーがハーモニーやメインを取るが、それと同時に聖歌隊によるバックグラウンド・ヴォーカルも多用し、私達がイメージするクリスマス気分を盛り上げてくれる。

1曲1曲、そしてアルバムをトータルでジックリと味わった時に1つの物語を見たような気分になる。

プロデュースにはアーティー&ジミーの他に何とジェフ・エメリックを起用。

彼はビートルズの中期、それまでのアイドル的扱いから骨太のロック・バンドとしてのサウンドを確立していくきっかけになった名作『リボルバー』からチーフ・エンジニアを務め、ジョージ・マーティンと共にビートルズの歴史を語る上で絶対に外せない最重要人物の一人である。

企画モノだがクオリティは決して侮れず、作曲センスもさることながら、何よりもその編曲能力の高さに「さすがはジミー・ウェッブ!!」と唸ってしまう1枚。

便宜上カテゴリーを「ソフト・ロック」にしているが、そうしたジャンル分けは一切気にせず聴いていただきたいアルバムだ。

81点

データ

1986年:アメリカ(Columbia ‎– CK 40212)

プロデューサー:アート・ガーファンクル、ジミー・ウェッブ、ジェフ・エメリック

1. The Annunciation
2. The Creatures Of The Field
3. Just A Simple Little Tune
4. The Decree
5. Incredible Phat
6. The Friendly Beasts
7. The Song Of The Camels
8. Words From An Old Spanish Carol
9. Carol Of The Birds
10. The Frog
11. Herod
12. Wild Geese

モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!

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