CHAMAELEON CHURCH / CHAMAELEON CHURCH

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何やら怪しげな決してセンスの良いデザインとは言えないぐらいインパクトがあるグループのカメレオン・チャーチが残した唯一の作品で1968年発表。

ソフト・ロックの細分化されたカテゴリーとしては定番のサイケ色、所謂ソフト・サイケの一枚。

サウンドについて

サイケデリック・ロックというのは実験的な内容であったり、ずっと聴いているとトランス状態に陥るようなループもの、通常のアンプで歪ませたナチュラルなディストーションではなく、もっとヒステリックに激しく歪む<ファズ>をかけたギター・サウンドなど、種類としては多岐に渡る。

サウンドとしてはノイズであったり深いリヴァーブ、逆回転をかけたヴォーカル、SEのような効果音、シタールのような民族楽器とロック・サウンドとの融合など。それまでのロックでは聴かれないようなギミックが満載だったりする。

この辺りは後のプログレッシヴ・ロックにも通じる点である。

ソフト・ロックでサイケデリックな要素を含むバンドの場合は、やはりメロディーを重視ながら組み立てているグループが多い。

メンバーはテッド・メイヤー、カイル・グラハム、トニー・シューレン(Vo,G,B,Harpsichord)、チェビー・チェイス(Vo,Dr,K)。

チェビー・チェイスは学生時代、スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲン、ウォルター・ベッカーとクラスメイトでバンドを組んでいた時もあったというから驚き。

東海岸出身のわりには西海岸で一世風靡したフラワー・ポップ、サイケデリック・ロックに繋がっていくのは面白い。

アルバムはほぼ、テッド・メイヤーが作曲を担当。

演奏的に上手いとは言えないが、フルートを用いたヴァースから一気に拡がるコーラス(サビ)が特徴の①Come Into Your Lifeは印象に残る。

他の楽曲もヴォーカルも全体的に深く空間系のエフェクトがかけられていることでボヤっとしている所もあるのだが、オンオフを巧みに用いてメロディーにメリハリが効いている。

ハープシコードを利用したサウンドもしっかりソフト・ロック定番サウンドを守っていて好印象。

こうなってくると大体ビートルズからも影響を受けているのではないかと思えてしまう。

内容は悪くないだけに、このジャケット・デザインだけはいただけなかった。

81点

データ

1968年:アメリカ(MGM Records ‎– SE-4574)
プロデューサー:アラン・ローバー

1. Come In To Your Life
2. Camillia Is Changing
3. Spring This Year
4. Blueberry Pie
5. Remembering´s All I Can Do
6. Flowers In The Field
7. Here´s A Song
8. In A Kindly Way
9. Tompkins Square Park
10. Picking Up The Pieces
11. Off With The Old

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