ETERNITY’S CHILDREN / ETERNITY’S CHILDREN

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知名度の割に内容がとんでもなく充実している作品=過小評価されている、なかなか陽の目を見ない作品というのは、どのジャンルにも存在する。
今日ご紹介するエタニティーズ・チルドレンもそんなグループの1つ。


右から、左からの横分け2人にマッシュルーム1人、どう見ても美人そうなおねーさん1人。
見た目のバランス良し。
面倒見るプロデューサーはカート・ベッチャーにキース・オルセンと鉄壁。
という事はカート作⑧You Know I’ve Find A Wayなどはサジタリアスでも披露していたのでお馴染み。

しかし、本作はそれ以外でも楽曲のクオリティーは高い。

①Again Againから③Flowersまではサイケデリックな仕上がりを見せる。
そうかと思えば④では一転、ボッサ・フレーバーを混ぜ込む。
この辺りの並べ方は実に巧みだが、どの曲にもドリーミーなコーラス・ワークが包み込むのが特徴。
当然のことながらカートをプロデューサーに起用している強みが如実に表れていると思う。

シングルになった⑥Mrs. Bluebirdは本作のトップ・リコメンドに推したい1曲。
全部で10曲、捨て曲が特に見当たらずにアルバム全体のサイズ感もちょうどいい。
何より、ファズのかかったヒステリックなギターに美しいコーラス・ワーク、たっぷりと空間系エフェクトを使用したエコー・サウンドにソフト・ロックのシンボル楽器ハープシコードを導入するなど、メリハリの効いたサウンドはただのサイケデリック・ロックとは呼べない「サイケ・ポップ」とも呼べるサウンドだ。

続く2nd アルバム「Timeless」も、この1stに引けを取らない好盤なのでオススメ。
サイケよりも本来のソフト・ロック然としたアルバムを楽しみたい方にも良いかと思われます。

89点