PHYLLIS ST JAMES / Ain’t No Turnin’ Back

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Sagaworld Remaster CD Review
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天気が悪い日が続き、COVID-19に気が滅入りそうな方にハッピーな気分になれるブラコンから1枚。
明るく脳天気一辺倒ではなく、しっかりと起伏もある。

彼女の名を発見したのはアンドレ・クラウチ先生の作品だっただろうか。
それともボズか、TOTOか・・・記憶がイマイチ定かではないが、L.A.ではセッション・シンガーとして名が通った存在。
よくクインシー・ジョーンズと比較される御大アンドレ・クラウチだが、彼もまた有能なシンガーを侍らせて、、、いや起用しては世に送り出している。
その中の一人が、このフィリス・セント・ジェイムスで、本作は84年にリリースされた唯一の作品。

Contents

サウンドについて

黒人シンガーのようなアクの強さはなく、ストレートでよく伸びる声が非常に特徴的だ。
フロア定番①Candlelight Afternoonのようにダンス・チューンからバラード、ファンクからシック(笑)まで高いクオリティな楽曲が目白押し。(ディスコじゃなくてシックです)

 

アンドレ・クラウチ一派やL.A.の腕利きミュージシャンに目が(耳が)いきがちだが、本当に注目すべきは彼女の歌唱力。
さすが声だけで勝負出来る人だけあって、メインVoとBGVの歌い方を心得ている。
何よりも抜群の安定感は聴いているこちらを安心させてくれる。
加えて彼女にはライターとしての才能も備わっており、自身で曲が書ける事、ノーマン・コナーズに代表される様に他人に提供できるセンスも持ち合わせていた。

 

80年代臭満載のブラコンがダメな人の理由に「無機質な打ち込みが大活躍」する面が挙げられるが、本作はそれを差し引いても、なお余りある魅力を発揮。

こんな実力者が一般的には無名なのだから、アメリカというのは本当に広大な土地だ。

むしろ現代の「J-R&B」が好きな人には結構オススメ。
この辺りで本物のシンガーを聴いてみませんか。

79点

 

データ

1984年:アメリカ(Motown ‎– 6112ML)

プロデューサー:ヴェルトン・レイ・バンチ

モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!

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