まずはソフト・ロックの名盤と言えばという事で真っ先にこちらを挙げないわけにはいかない。
名盤中の名盤。
Contents
ストーリー
余談だが日本では特に人気のあるカーペンターズの有名楽曲のほとんどが実はカバーで、そのライターがロジャーなのだ。(詳しくは後々上げるカーペンターズのアルバムにて)
メンバーはコンポーザーであり、ピアノやギター、バイオリンなどもこなすというマルチミュージシャンのロジャーに加え、同じくソフトロックグループ、パレードのボーカリスト兼俳優で高校の同級生だったマレイ・マクレオド、その妹のメリンダ・マクレオドという3人組。
プロデュースはトミー・リピューマ、アレンジにニック・デカロやボブ・トンプソン、マーティ・ペイチ(TOTOのデヴィッド・ペイチの実父)などが名を連ねる。
本国以上に日本での影響は多大で、ピチカート・ファイヴやフリッパーズ・ギターといった所謂”渋谷系”と言われたグループが元ネタとして取り上げた。
聴きどころ
それにしても1968年時点でこの作風だから恐れ入る。
今でも十分過ぎるほど聴けるクオリティー且つ凝ったサウンドプロダクションがなされている。
特に①Don’t Take Your Timeと⑥Love So Fineを聴いて頂ければ、その意味は伝わるはず。
この盤が苦手な方はソフトロック自体があまり好きになれないかも知れないと思うぐらい指標になる大名盤。
もちろん、それらの曲はアルバムトータルで見た時の完成度や違和感の無いアレンジには脱帽するばかりだが、全曲もしくは9割ぐらいがオリジナルならば文句無しの満点だろう。
その後3rdアルバムも2013年にリリースし、続編も期待されている。
ロジャー・ニコルス、後々ご紹介する盤のためにも名前は覚えていて損はない。
アルバムはカバー分だけ差し引いた点数で。
95点
データ
1968年:アメリカ(A&M Records – SP 4139)
プロデューサー:トミー・リピューマ
1. Don’t Take Your Time
2. With A Little Help From My Friends
3. Don’t Go Breaking My Heart
4. I Can See Only You
5. Snow Queen
6. Love So Fine
7. Kinda Wasted Without You
8. Just Beyond Your Smile
9. I’ll Be Back
10. Cocoanut Grove
11. Didn’t Want To Have To Do It
12. Can I Go
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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