ここからが本当の意味でのライブ本番スタート、そんなところからの流れを書いていきます。
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ライブ本番直前
自分達がステージに上がり、準備を始めたら先ほどのリハと同じことをします。
楽器のチューニングや、音出しとアンプのセッティング、エフェクターの準備等です。
この時も「ミュート」機能やスタンバイSWを確認しましょう。
特に初めてのライブだと「音が出ない!!」と焦った瞬間に慌てますから、冷静に各ボタンやツマミなどを見回して”軽く”音を出します。
問題なければ、各パートの様子を見ながら待機しましょう。
もし、何らかの事情でトラブルがあった場合は直ぐにステージ担当の方に申告してください。
何が原因かのトラブルかも分からないのに、自分一人で解決しようとしていても時間が無駄になってしまいます。
スムーズに開演出来る様にステージ担当の方や自分達のスタッフなどに協力を仰ぎましょう。
ステージ前に暗幕を使って目張りしている場合は開けるタイミングなどもスタッフさんに打ち合わせしましょう。
一度はけてから、SEに合わせて入場する時などもそのタイミングをもう一度確認しておいた方が良いです。
全員の準備が出来たらステージ担当の方か、PAさんから「準備はいいですか?」等の確認をされますのでバンドとしてOKならば、いよいよ本番開始です!!
ライブ終演後
本番が終わったらステージ担当のスタッフさん、PAさんに「お疲れ様でした。」「ありがとうございました」等の挨拶をしましょう。
そして、次の出番のバンドさんが既に待ち構えているはずですので、なるべく早く撤収しましょう。
エフェクターなど機材が多いギタリストの方はケーブルなどは後で巻くようにして、撤収を優先させてください。
撤収したら次のバンドさん達が大体「お疲れ様です」など声をかけてくれることもあるので「お疲れ様です」と挨拶しましょう。
この「お疲れ様です」は非常に便利な言葉で、いつ何時どの状況でも使える定形の挨拶だと思ってもらっても差し支えないと思います。
着替えなどは素早く済ませ楽屋を後にしましょう(その次に出演するバンドさんが使う時間ですからね)。
イベント終演後
全てのライブが終了したら事務室にいるブッキング担当さんや店長さんから精算の声がかかりますので、それまでは来てくれたお客さんと談笑するなどして待機します。
そこではお金の清算だけでなく、今日1日の感想や反省、今後についてなどが話し合われます。
ライブハウスによって内容や話す人のテンション感なども全く違いますが、この時に現場のスタッフさんとは異なる貴重なアドバイスを貰えることもありますので、耳を傾けてみるのも良いと思います。
お客さんも帰り、精算も終わったら、本当の意味で1日が終わります。
自分達が他のバンドさんより早く帰る場合などは「お先に失礼します」と声をかけましょう。
また、最後にライブハウススタッフさんの中で、最も身近で関わってくれたであろう現場のスタッフさん達にも一人ずつ「今日はお世話になりました。ありがとうございました」など挨拶をして帰りましょう。
全3回に渡って長く書きましたが、要所要所に「挨拶」という言葉が多かったのではないでしょうか。
基本的に知らない人同士がその日のために集まって作るイベントですから、人間関係を円滑にするためにもこの挨拶は基本中の基本ですし、それは何も音楽に限ったことではないと思います。
ミュージシャンだから、表舞台に立っているから特別なんてことはないので、その反対には支えてくれるファンや裏方さん達のサポートがあることを忘れず感謝の気持ちを持って丁寧に挨拶をしましょう。
皆様のより良いベース・ライフを祈っています!
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