楽してベースを簡単に耳コピする方法。その1

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初心者、経験者問わずベーシストの方がある程度プレイすることは出来るようになっても、やらなきゃ一行に出来るようにならない課題・・・・。

それが耳コピってやつ。

スコアに頼らず感覚でずっとやっている人は、かなり耳が鍛えられているはずのなので、さほど難しいと感じる事が少ないかも知れない。

だが、音質が悪かったり複雑且つテンポが早かったりすると、やはり時間がかかってしまう。

そんなベースを耳コピする上で聴き取りやすくする方法をまとめてみる。

あ、ちなみに他のパートにもセッティングを変えれば有効です!!!

今回はいかに「楽して」「簡単に」「なるべく正確に」という皆さんが大好きな言葉がポイント。

諸先輩方からは「そんなに楽したら耳を鍛えられないからダメだ」言われるかも知れない。

でも、ですよ!

耳の良し悪しは人によって違うけど、音を探りながらコピーしていったら大小あれど時間がかかるのは間違いないのです。

だからこそ、少しの準備で今回の方法を実践して頂ければ時間の短縮につながるのではないか、と思います。

「音を聴き取る力」後からでも充分鍛えられますし、数こなせば徐々に力はついて来ますから、どうかご安心ください!!!

尚、今回はDAW環境をお持ちだと、とても良いです。

無い方はiTunesなど音楽再生ソフトにも付いている機能(EQ、イコライザー)を使えば似たような事が出来ます。

なぜ、ベースの耳コピはやりづらいのか

①音量
②音色
③音程

アンサンブルに混ざると様々な楽器にマスキングされて聴き取りづらいのがベースの音色。

どれも他の楽器に混ざることによって、本来ベースが持っているサウンドを打ち消してしまう事があるためだ。

当然ベーシストは

アンサンブルに混ざった上での音色を予測して音作りを行う必要がある。

自分の好きな音を出しているだけでダメという事だ。

だが、いくら自分がそれらを意識して「良い音」を作ってもライヴならPAエンジニア、レコーディングならRECエンジニアがその先を担当するので、委ねるしかない。

出てきたサウンドが思っていたのと違うというのも良くあること。

その時、如何にして自分の理想をエンジニアに理解してもらい、擦り合わせていくかが課題となる。

この話は少し長くなるので、また別の機会に・・・・。

本題に戻って、

アンサンブルの中で手っ取り早くベースのみを聴けるようにするには

音源のベースそのものだけを残すようにするセッティング

をすれば良い。

場合によってはベースを丸裸にしてしまおうという目論見だ。

ではどうするか?

下準備

何事にも下ごしらえは必要。

まず耳コピの対象となる楽曲を取り込み、続いてステレオのマスタートラックを作成。

対象トラックのインサートスロット先頭にEQ(イコライザー)を挿します。

聴き取りたい曲のインサート3段目辺りにマキシマイザーを入れる

EQはあとで触るので、一先ずセッティングはOut celingを0.3〜0.5にして、Threshordはそのまま0.0

EQ以外の機能が無い方は今回のページのみで実践してみてください。

マスタートラックにも同様にマキシマイザーを挿して同じセッティング

マスターにも同じくマキシマイザーを挿しましょう。

こちらも1.同様、全く同じセッティングOut celingを0.3〜0.5にして、Threshordはそのまま0.0

各プラグイン(エフェクター)で行う実際のセッティング

EQを使う

EQ=イコライザーで調整。

これは冒頭でも書いたiTunesなど、大抵のソフトには付属しているし、カーステレオやラジカセ(今は何て言うのだろう?)にも付属しているので、この機能が無いという事はまず考えられない。

カーステレオやラジカセは予めプリセットが決まってしまっているので、そこから変更は不可能かも知れないが、それでもセッティングを変えて一番低音が出るセット(音量に注意!)を選ぶ。

DAWをお持ちの方で細かく調整出来る場合、まずインサート・スロットの一番上にEQを入れてください。

目安として60Hz以下をローカットをする

え?低音なのにローを切っちゃうの?という疑問があると思うが、そこは安心してください。

50〜60Hz以下は音程感の感じにくい重低音なので、あると却って邪魔なのです。

ちなみにEQにはシェルビングとピーキングっていうのがあるのだが、ローカット(ハイパス)が付いていれば、それを入れてくれれば良いし、無い場合はシェルビングで切ってしまおう。

80Hz付近の低域をゆっくり10〜14db上げる

この辺りはベースにとって一番”美味しい帯域”でもある。

ベースの4弦相当なのだが、そのあたりでプレイする機会が多いはずであろう、ベースが一番耳に付きやすい。

上げてもベースラインの低音感が感じられない場合は90〜150Hzにスライドしてください。

必ずどこかでラインがくっきり見えてくるはずです。

それでもベースラインが見えない場合は、

急にGainを上げるとヘッドフォンやスピーカーを壊すこともあるので、耳も痛めないよう、ゆっくり上げる。

ちなみにEQの幅=Qがある場合は少し絞り気味にしてください。

ここがだだっ広い三角形を作ってしまうと他の楽器(特にキックやスネア)なども一緒に音量が上がってきてしまうので。

175hz付近を12〜15db上げる

経験上、175付近を抑えておくとハイポジションでのフレージングが見えやすい。

ブースト量を低域よりも少し上げておくのがコツ

例えば80Hzを10dbにしたら175Hzは12dbや14dbとか。

Q幅はMAXで細くしておき、フレーズが見えにくかったら徐々に拡げてください。

低域同様、いまいちハイポジションが見えてこない場合は150〜190Hzでポイントを探してみてください。

220hz辺りまでハイカットをする

EQの仕上げです。

そのままだと、曲全体でただベースが強調されただけなので、さらに聴きやすくベースのみをなるべく抽出出来るようにウワモノを削っていく作業です。

ローカット同様、ハイカット(ローパス)SWがある場合はそちらを入れましょう。

無ければシェルビングでMAXまでカットです。

220hz付近を基準にして、まだ歌やギターのフレーズが大きく残っている場合は少しずつ200Hz辺りまで下げていきます。

ここは一番慎重に調整してください。

なぜかというと1曲の中で急にハイポジションや1音だけ飛び出て来る高い音などを聴き漏らしてしまう可能性があるからです。

出来れば1曲通して聴き、ハイポジションのフレーズが出て来たところでループ再生、そこが一番強調される帯域を上記の方法で探るのが手っ取り早いですよ!!

ここは180Hzを限界値にしてください。

そうでないと、先ほど強調した175Hz付近も削ってしまいますから、そこになるべく影響が出ないように、且つウワモノを切るぐらいの感覚です。

音源によっては切りきれないこともあると思いますが、そこは深く追いかけると肝心のベースまで削ってしまうので放置しましょう。

次回はマキシマイザーとピッチ修正ソフトを使って、より明確にベースラインをあぶり出していこうという企画。

ぜひ続けてご覧ください。

このページで皆さまの耳コピライフに少しでもお役に立てれば嬉しいです。

文章で分かりづらい方は映像でもどうぞ。

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