BALANCE / Balance

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セールス面、演奏技術、楽曲の質、AOR史上最高のバンドという位置付けであるTOTO。
彼等の功績はあまりにも大きく「スタジオ・ミュージシャン」にスポットがあたるような一種のムーヴメントを作り出し、その後に続くフォロワーを生み出した。

サウンドについて

このバランスというバンドは西海岸から生まれたビッグバンドTOTOの対抗馬として東海岸から誕生した3人組バンド。

TOTOが引き合いに出されるという事は音楽性が少なくとも遠くない事を指すのだが、派手な鍵盤がない分ギターがよりフィーチャーされていて個人的にはロック・バンドがポップスとか当時の言葉で言う産業ロック(売れ線狙い、より商業主義的であるという事)に歩み寄ってきたような印象を受ける。

TOTOというビッグネームを頭から消して1バンドの音源として聴けば良盤である。
しっかりメロディー主体のプレイにはなっている(時節ちょっとギターが無理しすぎる嫌いはあるが)。
実際ギターはボブ・キューリック(ex.KISSブルース・キューリックの実兄)が担当している事からハードにいってしまうのは分からなくもない。

AORという枠組みで考えるとギリギリの所ではあると思うが、それでも⑧Falling In Loveのような”らしい”バラードがあったり、全編通じてのヴォーカルとバックのバランスを考えると 納得する出来であると思う。

③Breaking Awayは全米22位を記録。
次作では完全にAORから抜けて好きな事をやっている印象。
純粋なAORファンには少し辛いかも知れない。
70点

データ

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1981年:アメリカ(Portrait ‎– NFR 37357)
プロデューサー:バランス
1. (Looking For The) Magic
2. I’m Through Loving You
3. Breaking Away
4. No Getting Around My Love
5. Fly Through The Night
6. American Dream
7. Haunting
8. Falling In Love
9. Hot Summer Nights
10. It’s So Strange
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