DAVID ROBERTS / ALL DRESSED UP

TOTOファンは必聴の1枚。
バックにTOTOの面々が参加している作品は数限りなくあるが、その中でも彼等の色が濃く出ている1枚と言ってもいいだろう。

主人公デヴィッド・ロバーツはカナダ人のシンガーで、この作品がデビュー作になる。
①All In The Name Of Loveからカリフォルニアの青空のように爽やか3組で元気いっぱいの曲が聴ける。
デヴィッドの少し鼻にかかったような、初々しく弾ける声も特徴的である。

この「唯一」であった作品のわりにはラムゼイ・ルイス&ナンシー・ウィルソンや、なんとダイアナ・ロスにもカバーされており、佳曲揃いだった事が証明されている。

しかしこの作品は何はともあれ「TOTO=ロマンティック・ハードネス路線」である。
特にドラムのジェフ・ポーカロとギターのスティーブ・ルカサーのプレイはキレていて、やはり当時のL.A.サウンドというのは彼等無しにはあり得なかったと再認識させられる。

プロデュースは当初ジェイ・グレイドンの予定だったが多忙の為、ベイクド・ポテトでジェフ&ルークと素晴らしいプレイを披露したグレッグ・マティソンが担当。
デヴィッド・フォスター、マイケル・ボディッカー(K)マイク・ポーカロ(B)パウリーニョ・ダ・コスタ(Per)ビル・チャンプリン、トム・ケリー、ジョー・シメーイ(BGV)等が参加。

80点