OLA / GOOD ENOUGH


スウェーデンが誇るイケメン・アイドル・シンガーの07年発表2nd。
そのサウンドは王道AORではなく、現代のエレクトロニクスを駆使したモダンなダンスミュージックとの融合。

ウォラ・スヴェンソンご覧の通り端正なルックスと独特な歌い回しが持ち味のシンガーである。
①S.O.Sはトップ・リコメンドにしたいこみ上げ系チューンで、サビのキャッチーさで全て持って行かれる。
強烈な印象を残すので、後で振り返ってみてもこの曲のサビはすぐに出て来そうである。
②Totally Addictedはウォラ流のレゲエ・チューン。
本コーナーでもお馴染み某大物ロックバンドの未発表曲にそっくりなのが驚いてしまうが____。
③は本国スウェーデンでもヒットしたNatalie。
典型的なユーロ・ビートサウンドに乗せて爽快に歌い上げている。
渋谷周辺のショップでPV付きでかかっていたらレディーはたまらないだろう。
⑤はタイトル曲のGood Enough。
アコースティックサウンドもウォラにかかれば、こんなにモダンサウンドになってしまうのかと驚かされる。
この曲に限らず、彼の歌う楽曲はとにかくサビ(コーラス)が良い。

ヴァースやブリッジで掴み所が無い展開をしていても、しっかりサビではキャッチーにまとめてくる。
この辺りは日本人が好む要素大である。
クラブを思いっきり意識したサウンドで「いかにもアイドル」的にウォラを前面に出すアプローチが取られているが、歌声も男っぽいので偏見無く聴けるはずである。

ビートの問題も含めて打ち込みが核になっているので、昔気質のAORを求めているファンには厳しい内容だが、上モノ楽器には80年代の要素も含まれているので、単に今時の歌モノとして聴ければ、結構楽しめると思う。

新しい形の新世代AORの担い手になれるか!?
あとは今となってはちょっと厳しいユーロ・ビートを多用しなければ、尚良し。

73点