パッと見ドラキュラ的不気味な雰囲気に見えなくもない?夜を思わせるジャケット写真からなかなか神秘的な印象があるゴードン・マイケルズのデビュー盤。
Contents
サウンドについて
ポップでキャッチーなメロが売りのアルバムだ。
決してロックし過ぎるわけでもなく、ポップスほど無難な楽曲が並ぶわけでもない、良くも悪くも特徴のない声は日本で言う所の「シティ・ポップス」や「渋谷系」に通じるかのような印象。
ちょっと、無機質というか悪い声ではないがインパクトに欠けるのも事実。
逆に、その辺りを楽曲の良さでカバーしているとも言える。
タイトル曲である①Stargazerは他の曲と比べてもシングル的(まさにポップでキャッチー)な楽曲で好印象。
フォーキーな③Indoor Lovers、④This Is Love、⑥Find The Angelから影響を受けたというポール・サイモンの陰も見隠れする。
どこかカントリーチックなフレーズを巧く消化出来ているので、ポップセンスはなかなかのものだと思う。
南国の雰囲気溢れる⑦Bermudaはお気に入りの1曲。
柔らかいリズムと、とろけるエレピに爽やかなハーモニー、シングルでも何でもないが聴いていて心地よい。
⑧Ugly Ramonaはちょっとエルトン・ジョンみたい!?
アルバム全体を通してゴードン・マイケルズという人物の「これだ」という楽曲があって、まとまりがあると尚良かったように思う。
ヘビーローテーションとなる1枚ではないかも知れないが、たまに聴きたくなるアルバム。
71点
データ
1979年:アメリカ(Horizon – SP-737)
プロデューサー:ヒュー・マクラッケン
1. Stargazer
2. Monkey Mother
3. Indoor Lovers
4. This Is Love
5. Turnin’ Brown
6. Find The Angle
7. Bermuda
8. Ugly Ramona
9. Danny Dies In Dublin
10. Favorite Songs
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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