BILLY JOEL / THE STRANGER

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これもAORか?との声も聞こえてきそうなピアノマンによる第5作目。
最高順位が2位ながらも大ブレイクするきっかけとなったアルバムである。

大半の方がご存知であろう基本はピアノの弾き語りを中心とするが、ジャズ的コードを駆使して展開されるその楽曲センスたるや、良質な大人向けポップスそのもの。
優しく柔らかに歌っていたそれまでの作品スタイルに都会的なセンスをいち早く持ち込んだ本作の成功により、そのイメージを完全に定着させた。
しっとりと聴かせるメロディ・ラインに男の哀愁、孤独を歌い、これほどまでに似合うアーティストはビリーの他にいない。

トップ・リコメンド

トップ・リコメンドは何と言っても②アルバムタイトル曲THE STRANGERである。
世界で最も有名であろう、口笛から始まるイントロのこの曲は先述した「都会的」「哀愁」「孤独」などのキーワードがギッシリと詰まっており、ポップス史上に残る名曲中の名曲になった。
こうした所を見ると、やはりこの曲、少なくとも本作はAORの中に充分入ってくる内容だと思う。

聴きどころ

また、例えこの屈指の名曲が無くとも、その他の曲が非常に質が高い。
こちらもデヴィッド・フォスター、デヴィッド・ペイチを彷彿させるピアノ連打のAOR的チューン、MOVIN’ OUT(ANTHONY’S SONG)、トロトロにとろけそうなエレピが気持ちいいメロウなJUST THE WAY YOU ARE、ピアノの弾き語りがゲイリー・ポートノイ風なSHE’S ALWAYS A WOMANなど聴き所満載。

過去数回のリマスターや30周年記念盤などもリリースされているので、ぜひチェックして頂きたい作品。
こういった作品はジャンルに拘らず、積極的に聴いて欲しい。

86点

データ

1980年:アメリカ(Columbia ‎– JC 34987)
プロデューサー:フィル・ラモーン

1. Movin’ Out (Anthony’s Song)
2. The Stranger
3. Just The Way You Are
4. Scenes From An Italian Restaurant
5. Vienna
6. Only The Good Die Young 3:54
7. She’s Always A Woman
8. Get It Right The First Time
9. Everybody Has A Dream
10. Untitled

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