DELEGATION / Eau de Vie

スポンサーリンク

連日連夜「猛暑」という言葉を聞く日が続く今日この頃。
冷たい物が特に美味しい季節だが、音楽の方でも、ほんの1杯程度お付き合い頂ければ。
デレゲイションはUKのソウル・ボーカル・グループ。

AORとソウル&フリーソウルの丁度間に位置するナイトフライトやブレイクウォーター、サンライズといったグループ同様、正統派AORしか聴いてなかった方々にこそ、ご紹介したい超オススメ作品。

聴きどころ

中身はダンス・フロアにミラーボールが似合いそうな①Heartache No.9、ノリの良さに腰も浮く③One More Step To Take、スウィートな④Blue Girl、ファンキーなギターで、ご飯何杯でもいけるぐらいカッコイイ⑤Darlin'(I Think About You)、⑥YOU&I、⑦Stand Up(Reach For The Sky)など、よくぞここまで捨て曲一切無しの高水準アルバムを完成させたものだと、ただひたすらに感心。
時として音楽は人の感情にさえ左右させるほどの力を秘めていると思うが、素直な気持ちで、このアルバムを聴いてアン・ハッピーな気持ちになる方は、まずいないだろう。

サウンドについて

曲良し、ノリ良し、それでいてコテコテのディスコにはならずに軽くて、トロトロに溶けそうな甘いメロディ。
「珠玉」という言葉は、こういった作品の為にあると言っても決して過言ではない。
それに、ご覧のようにジャケット、タイトルともお洒落過ぎではないか。
ジャケットデザインやタイトル(特にワケの分からない邦題など)が内容以上に一人歩きしているパターンは多々向けられる事だが、この作品に限ってそれはなく、ソウルであろうとフュージョンであろうと、これはもう良作AOR作品との共通項である。

そしてフィリー・ソウルのマナーを吸収したかのようにシルキーなストリングスで全体を包むなど、その筋が好きな方には堪らないであろう。
コーラス部分などは基本的にループしているのに、まったくしつこさが無いというのはキャッチーなメロディのお陰だろう。
そこだけでも覚えて、すぐに歌いたいたくなるような衝動に駆られる。

一度聴いたら病み付きになって抜けられなくなるパワーを持っているので、メロウ好きも、ファンキー・ベース好きも、ギター・カッティング好きも、全員見つけたら即買いすべし!!

98点

データ

1979年:イギリス(Ariola ‎– ARL 5035)
プロデューサー:ケン・ゴールド

1. Heartache No.9
2. Sho ‘Nuff Sold On You
3. One More Step To Take
4. Blue Girl
5. Darlin’ (I Think About You)
6. You And I
7. Stand Up (Reach For The Sky)
8. Welcome To My World
9. Put A Little Love On Me

スポンサーリンク

シェアする

フォローする