春から夏に向けて服装の準備と共に新たな気分ですっきりとする1枚をご紹介。
ジャケット差し替えのイメージ通りのサウンドだ。
都会、リゾート、車、夜景、橋、 ビルのようなお洒落なイメージを重視した結果である。
一見バンド名のように思える名前だがドウェイン・フォードとは本作の主人公の名前でカナダ出身のシンガー・ソングライターである。
同郷のデヴィッド・フォスターとも古くからの知り合いのようで、デヴィッドがプロデュースしたキーンに作品提供をしている。
Contents
サウンドについて
さて、肝心の内容だがヴォーカルも含めて80年代西海岸らしい爽快なサウンド。
デヴィッドの創る楽曲にスティーヴ・ルカサーの乾いたディストーション・ギターが重なってハードな印象なのだが、あくまでも聴きやすいサウンドに仕上がっている。
この辺りもクリエイターとしてでなくプロデューサーとしての手腕が成せる業であろう。
全ては①Lovin’ And Losin’ Youに集約されている。
ピアノ・リフに始まり白玉ギターが絡む。
16ビートバウンスはジェフ・ポーカロらしいハネ方、美しいコーラスワーク。 そしてドウェインの書くメロディーラインが、また切ない泣きのラインなのだ。
そうした要素が醍醐味であるロマンティック・ハードネス代表作としてもTOTOファンは必聴の一枚である。
よりハードな物が聴きたい方はレイ・ケネディを、センチメンタルな物が好きな方はこちらをどうぞ。
参加メンバー
デヴィッド・フォスター(K)、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グレイドン(G)、マイク・ポーカロ、ニール・ステューベンハウス(B)、ジェフ・ポーカロ、マイク・ベアード(Dr)等。
86点
データ
1981年:カナダ(Sefel Records – SEF 1003)
プロデューサー:ドウェイン・フォード、デヴィッド・フォスター、ケン・フリーセン
1. Lovin’ And Losin’ You
2. Am I Ever Gonna Find Your Love
3. Stranger In Paradise
4. The Hurricane
5. Midnight Ride
6. There’s A Life In Me
7. The American Blues
8. The Best Will Survive
モッズ野郎サガワトモユキが参加するポップスバンド、ザ・ナイト・フライヤー(通称:ナイフラ)関連ページはこちらからどうぞ。60’Sアメリカン・ポップス、フレンチ・ポップス、AOR、MOR、シティ・ポップス、ソフト・ロックファンへ贈る!!
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