ENGELBERT HUMPERDINCK / Don’t you love me anymore?

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久しぶりのCD化で一番にオススメしたい作品。

渋さ全開、インド生まれでイギリス育ちという珍しい経歴の持ち主である男性シンガーの作品。

小林旭か布施明か、尾崎紀世彦か、後年はマイク眞木か、太い眉毛に太いもみあげ。時にはヒゲ。

スーツ姿なんて一歩間違えれば、、、、間違いである。

しかし歌声といい、サウンド・プロダクションといい、どこか日本の歌謡曲のようで親しみやすい。(邦題も『この熱き腕の中に』って小林旭風じゃないですか?)

聴きどころ

アルバム・タイトル曲①Don’t You Love Me Anymore?なんて完全に昭和歌謡だ。

しかしサガワがオススメしたいのは他の作品。

③When The Night EndsはAOR名曲に入れたいぐらいイチオシの楽曲。

クリシェを用いたブリッジで印象付け、コーラスで泣きのメロディーが炸裂し白玉BGVが優しく包む。

シンセ・ソロや楽曲構成などは如何にもエア・プレイのコンビの力が大きい

イントロ聴いただけで泣けることを感じさせる④I Don’t Break Easily、エレピとストリングスにとろける⑥Maybe This Timeなど、この人の場合はAORというよりMORのシンガーらしく歌い上げる楽曲が実によく似合う気がする。

秘めた心に持っている男の熱さと色気が感じられる歌声が一番の魅力ではないだろうか。

やっぱり『AOR』というジャンルの王道はこうでなくてはならない。

サウンドはロックのように硬質でなくても、心は熱いのだ。

参加メンバー

紹介する作品で久しぶりにオールスター・メンバーが揃う。

これだけのメンバー、悪い作品になるはずがない!と思いつつ、聴いたら期待以上の作品であることを痛感させられるはずだ。

ニック・デカロ(Arr)、ジェイ・グレイドン(G)、デヴィッド・フォスター(K)、ジェフ・ポーカロ(Dr)、デヴィッド・ハンゲイト(B)、リチャード・ペイジ(BGV)など。

キャロル・ベイヤー・セイガー、ゲイリー・ポートノイ、ブルース・ロバーツ、ヘンリー・ギャフニー、スティーヴ・ドーフといったAORではお馴染みのソングライターが作品を提供。

ボズ・スキャッグスの大名盤『シルク・ディグリース』のサウンド・プロダクションがガッチリとハマった作品だと言える。

90点

データ

1981年:アメリカ(Epic ‎– FE 37128)

プロデューサー:ニック・デカロ

1. Don’t You Love Me Anymore?
2. Stay Away
3. When The Night Ends
4. I Don’t Break Easily
5. Say Goodnight
6. Maybe This Time
7. Baby Me Baby
8. Heart Don’t Fail Me Now
9. Come Spend The Morning
10. Till I Get It Right

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